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試合詳細レポート

2015

試合結果 KIRIN CHALLENGE CUP 2015 神奈川/日産スタジアム 2015年6月11日 日本代表 対 イラク代表 4:0

試合結果 KIRIN CHALLENGE CUP 2015 神奈川/日産スタジアム 2015年6月11日 日本代表 対 イラク代表 4:0

公式戦へ向けた重要なテストマッチ!

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いるSAMURAI BLUE(日本代表)が、目前に控える公式戦に向けて仕上がりの良さを印象付けた。『キリンチャレンジカップ2015』が6月11日(木)に神奈川/日産スタジアムで行われ、日本代表はイラク代表と対峙した。ハリルホジッチ監督の日本代表が試合を行なうのは、3月31日のウズベキスタン戦以来となる。
 今回の『キリンチャレンジカップ2015』は、5日後に予定される公式戦を見据えたものだ。結果はもちろん内容も問われる重要度の高い一戦だけに、ファン・サポーターの関心も高い。チケットは試合当日を待たずに完売し、スタジアムには63877人の大観衆で埋め尽くされた。
 キックオフを前に円陣を組んだ選手たちが、それぞれのポジションへ散らばっていく。GKは川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)で、最終ラインは4バックで構成される。右から酒井宏樹(ハノーファー96/ドイツ)、吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)、槙野智章(浦和レッズ)、長友佑都(インテル・ミラノ/イタリア)の4人だ。国際Aマッチ出場81試合目の長友は、ハリルホジッチ監督指揮下で初めての出場となる。  中盤では長谷部誠(アイントラハト・フランクフルト/ドイツ)と柴崎岳(鹿島アントラーズ)がダブルボランチを組む。スタメンでは初めての共演だ。
 2列目には右から本田圭佑(ACミラン/イタリア)、香川真司(ボルシア・ドルトムント/ドイツ)、宇佐美貴史(ガンバ大阪)が並ぶ。宇佐美は日本代表で初めての先発出場となった。1トップは岡崎慎司(1.FSVマインツ05/ドイツ)である。システムは4-2-3-1だ。


沸きあがる歓喜の渦! 前半だけで3ゴール!

 前半の主導権を握ったのは日本代表だ。前線からボールを奪おうとしてくるイラク代表を、日本代表はしっかりとしたパスワークで翻弄する。
 開始5分には早くも先制点が生まれた。柴崎がディフェンスラインの背後へパスを通すと、オフサイドラインをかいくぐった本田が抜け出し、DFの圧力を受けながらもゴールネットを揺さぶった。
 スタンドは早くもヒートアップするが、9分にも歓喜の波が押し寄せる。香川の左CKを、ファーサイドの槙野が左足でプッシュ!
 リードを2点にひろげても、日本代表は攻撃的な姿勢を強めていく。3点目が生まれたのは32分だ。柴崎のパスを受けた宇佐美が、得意のドリブルで相手守備陣を切り崩す。絶妙なラストパスを受けた岡崎が、ペナルティエリア内から左足シュートを決めた。11対1というシュート数が示すように、日本代表は内容的にイラクを圧倒して前半を終えた。

原口の代表初ゴールで勝利を決定づける!

 ハリルホジッチ監督が目ざすタテへの推進力に富んだサッカーを、日本代表は後半もピッチ上で表現していく。積極的な仕掛けで相手のファウルを誘い、直接FKから相手ゴールを襲う。長谷部と柴崎がタイミング良くパスを配球し、酒井宏と長友のオーバーラップが攻めに厚みを加える。61分には川島のフィードをきっかけにカウンターを仕掛け、65分には本田の左足ミドルが右ポストを直撃する。
 3対0のままでゲームが推移する66分、ハリルホジッチ監督が交代選手を投入する。永井謙佑(名古屋グランパス)が本田に代わって出場し、原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)が香川と交代する。さらに宇佐美もベンチへ下がり、武藤嘉紀(FC東京)が投入された。2列目は右から永井、原口、武藤の並びとなる。73分には岡崎が退き、大迫勇也(1.FCケルン/ドイツ)が1トップのポジションに入る。
 イラク代表も交代選手を投入し、後半は日本代表のゴールへ迫ってきた。だが、センターバックの吉田と槙野を中心にリスク管理を徹底し、相手FWを決してフリーにしない。川島の鋭い飛び出しは、スタンドの悲鳴を歓声へ変えた。
 76分には長谷部が下がり、谷口彰悟(川崎フロンターレ)が送り込まれる。谷口は国際Aマッチデビューだ。ダブルボランチの一角を担った背番号2は、落ち着いたボールさばきでスムーズにゲームへ入っていく。
 着々と勝利へ近づく日本代表だが、ゴールへの意欲は最後まで旺盛だ。そして84分、日産スタジアムにこの日4度目の歓喜が訪れる。
 大迫のポストプレーから、柴崎がタテパスを供給する。このボールはDFが頭で跳ね返すが、セカンドボールを原口が支配する。ペナルティアークの手前からドリブルを開始した原口は、瞬く間にペナルティエリア内へ侵入して右足を振り抜く。右サイドネットへ突き刺さった一撃が、勝利を決定づけた。原口にとっては、日本代表での初ゴールだ。
 4対0となった直後、ハリルホジッチ監督は柴崎に代えて山口蛍(セレッソ大阪)を投入する。山口はすぐに中盤でインターセプトを成功させ、決定機の足掛かりを作った。
 試合後の記者会見に臨んだ指揮官は、「今日は良い試合をしたと思う。スペクタクルな内容だった」と切り出し、「素晴らしい準備になった」と続けた。成果と課題を胸に秘め、ハリルホジッチ監督と選手たちは公式戦に臨む。

試合データ

■6月11日 日産スタジアム
日本代表 [4-0] イラク代表

日本代表選手集合写真
  • 日本代表選手集合写真

写真提供/©JFA 2015年6月11日キリンチャレンジカップ2015対イラク代表 先発メンバー

<代表監督> ヴァイッド・ハリルホジッチ

<出場選手>

■6月11日/日産スタジアム
 
日本代表 (3) 4 <本田 圭佑 槙野 智章 岡崎 慎司 原口 元気>
イラク代表 (0) 0
日本    
GK 川島
DF 長友 槙野 吉田 酒井
MF 長谷部(谷口) 香川(原口) 柴崎(山口)
FW 岡崎(大迫) 本田(永井) 宇佐美(武藤)
イラク    
GK ジャラル・ハッサン・ハチム
DF サマル・サイード・メジベル(サメハ・サイード・メジベル)  サラム・シャキル  ドゥルガム・イスマエル(アリ・バフジャト・ファディル) 
MF サード・アブドゥルアミール  サイフ・サルマン・ハシム(フセイン・アリ・ワヒド)  アハメド・ヤシーン・ゲニ  フマム・タレク・ファラジ  レビン・ガリーブ・ソラカ
FW ジャスティン・ヒクマト・アジーズ(ヤセル・サファ・カシム)  アムジェド・ラディ(マルワン・フセイン)

*月日/場所
 国名(前半得点)総得点<得点者>
*メンバー(交代メンバー)

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