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第8回「くまもと未来人材育成塾(仮称)」プレセミナー開催

熊本国際交流会館5階6
2018年11月20日(熊本国際交流会館5階 大広間A・B)

「くまもと未来人材育成塾(仮称)」プレセミナー第8回は、熊本大学名誉教授・両角光男氏による中長期的な目線でのグランドデザインおけるまちづくり戦略などの講演と、熊本の復興に欠かすことのできない「熊本城の復旧」について、熊本城調査センター副所長の網田龍生氏の講演を実施しました。
(1)「30年目線で創造的復興のまちづくり戦略を考える」~熊本市中心市街地のグランドデザイン2050~:両角 光男氏
(2)「熊本城の復興について」:網田 龍生氏

キリングループは、熊本市・日本財団と、「熊本地震からの復興の加速と未来への礎となる担い手の育成」を目的とした連携協定を締結。「熊本城・城下町」「にぎわい・観光」「食・文化」の3つのテーマを柱とし、未来の熊本中心市街地を担う若手人材育成やネットワーク構築の場として「くまもと未来人材育成塾(仮称)」を2019年1月に開校予定だ。
それを前に実施しているプレセミナー。8回目となる今回は、熊本大学名誉教授・両角光男氏を招き、「30年目線で創造的復興のまちづくり戦略を考える」と題して「熊本市中心市街地グランドデザイン2050」における中心市街地の役割とまちづくり戦略、今後10年間に取り組む10のプロジェクトと構想の実践に向けてのそれぞれの役割などについて講演いただいた。第2部では、熊本の復興に欠かすことのできない「熊本城の復興」について、熊本城調査センター副所長の網田龍生氏が、熊本城復旧の現状と調査研究の内容、熊本城を活用した様々な取り組みについて発表。「中心市街地グランドデザイン」「熊本城の復旧」ともに長いスパンの計画で、まさに未来への礎となる構想であり、その実現のためには官民・市民の連携、そして若き担い手が必要不可欠であるとの認識を改めて感じさせるセミナーとなった。また、セミナー終了後は、TKPガーデンシティネストホテル熊本に場所を移し、意見交換交流会も実施された。

熊本国際交流会館5階1
熊本国際交流会館5階2
熊本国際交流会館5階3
熊本国際交流会館5階4
熊本国際交流会館5階5
熊本国際交流会館5階6
熊本国際交流会館5階7
熊本国際交流会館5階8
熊本国際交流会館5階9
熊本国際交流会館5階10
熊本国際交流会館5階11
熊本国際交流会館5階12
熊本国際交流会館5階13

コメント①
キリンビール株式会社  南部九州支社長 安武 直幸

熊本城を核とした上質な生活都市の実現と熊本市中心市街地の持続的な発展のため、その発展を担う人材育成を目的とした連携協定の中核となるのが「くまもと未来人材育成塾(仮)」です。その立ち上げを前に、プレセミナーという形で様々な分野の講師をお招きして勉強やディスカッションを重ねてまいりました。8回目となる今回は、「熊本中心市街地グランドデザイン2050」の内容と、街づくりの中心である「熊本城」について講演をいただきます。キリングループは、「世界一の九州をつくろう。」というスローガンを掲げており、熊本の良さを九州、そして全国へ発信していきたいと考えております。今日は、熊本のことを学びながら皆様と共に意見交換をできればと思っております。

安武 直幸

コメント②
熊本大学名誉教授 熊本商工会議所・中心市街地グランドデザインプロジェクトチーム座長 両角 光男 様

熊本市中心市街地グランドデザインは、地元経済界が描いた長期のまちづくりビジョンと戦略を、行政や大学がその構想を共有し、実現に向けて産学官連携で取り組もうとする、国内でも初の事例です。中心市街地は、熊本や九州における経済社会のエンジンであり、熊本の高度な都市サービスの拠点。また、人口流出を食い止めるダムの役割を果たしており、広域から人々が集い交流するステージでもあります。さらに、歴史・文化・生活情報を発信する場、熊本の地域的シンボルであるという発想から活性化していこうというのが基本的スタンスです。戦略としては、交流人口の増加と定住人口の誘導定着を図ることで、経済社会の活力低下を食い止めることが重要です。そのためには、体験型のプログラム等を開発して滞在型都市観光の強化を図り、同時に受け入れ態勢も整備すること。また、歴史公園エリアや城下町エリアの整備と再生、熊本城前エリアにおける上質な都市空間の創出が必要です。地方創生においては、民間の知恵や行動力が欠かせません。市民各層との意見交換をしながら、都市戦略会議でも進めていただけるよう期待しています。

両角 光男 様

コメント③
熊本城調査研究センター 副所長 網田 龍生 様

熊本城の復旧には長い年月を要しますが、熊本地震からの復興のシンボルとして、まず天守閣の早期復旧に取り組んでいます。復旧にあたり幕末期など往時の姿へ復元するのかという声もありましたが、原則として地震直前の状態に戻す計画です。石垣や建造物は文化財ですので、伝統技法を用いて仕上げますが、文化財としての価値を損ねないように最新技術も導入し、様々な耐震補強をしながら修復を進めています。100年先を見据えた復元への礎づくりとして調査研究を続け、情報を発信することが震災の記憶、熊本城の記憶の継承になっていくと思っております。「復興城主」の制度により多くの支援金をいただいた皆様の想いに応えながら、文化財と観光が同じところにあるという利点を生かし、国や県、関係機関と連携して、様々な取り組みを行っていきたいと思っています。

網田 龍生 様

コメント④
日本財団 経営企画部 チームリーダー 長谷川 隆治 様

本日のプレセミナーは、「熊本中心市街地のグランドデザイン」と「熊本城の復興」という、20年、30年先を見据えたスケールの大きな話でしたが、その実現のためには行政と民間が力を合わせ、行動力をもって進めていかなくてはならないことを改めて実感しました。我々主催者としては、このセミナーがご参加の皆様のネットワークづくりのプラットフォームになれればと考えて開催しております。今後もプレセミナーは続きますので、引き続きご参加ただきますようよろしくお願いいたします。

長谷川 隆治 様

コメント⑤
宮本建設株式会社 専務取締役 くまもと新町古町復興プロジェクト 宮本 茂史 様

新町地域は、熊本城のお膝元でありながら、町屋の大半が熊本地震の影響で解体され、マンション建設が進んでいます。歴史文化の継承と開発との間で葛藤がありましたが、今日のグランドデザインの中で、「住まいながら文化を継承していく地域」という位置づけがあり、大変共感しました。現状の新町地域は、小売店舗や賑わいという点で、来ていただく方に楽しんでいただけるものが不足していると感じました。これからは、より広くこの計画を共有し、「絵に描いた餅」で終わらないように地元の地縁を生かしながら、グランドデザインにどうやってリンクさせていくかを考えていきたいと思います。

宮本 茂史 様

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