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草原景観の保全を進める「公益財団法人 阿蘇グリーンストック」に支援金2,550万円を助成 ~「『世界文化遺産』を目指す阿蘇エリア草原再生プロジェクト」を応援~

集合写真
2017年8月28日(熊本県庁新館・201会議室)

キリングループは、熊本地震からの創造的復興に向けた「『復興応援 キリン絆プロジェクト』熊本支援」に関する包括支援協定に基づき、阿蘇草原再生に向けた「野焼き再開支援」等を実施するため、阿蘇グリーンストックに対し、2,550万円を支援金として助成しました。

キリングループと熊本県、日本財団の3者は、熊本地震からの創造的復興に向けた「『復興応援 キリン絆プロジェクト』熊本支援」に関する包括支援協定を2016年末に締結。これまでも県内の行政機関や団体、民間企業に対し、様々な支援を行ってきた。今回、同協定に基づき、阿蘇草原再生に向けた「野焼き再開支援」等を実施するため、(公財)阿蘇グリーンストックに対し、2,550万円を支援金として助成した。同団体に対する助成は、今年2月に行なった緊急支援に続き2度目、支援総額は3,000万円となる。
牧野組合員の減少や高齢化に伴い、草原の維持管理がますます厳しい状況となる中、追い打ちをかけるように起きた熊本地震。阿蘇地域の各牧野では土砂崩れの発生や牧野道の損壊により、約1,200haで今春の野焼きを休止。そのため、野焼きの面積は例年の7%程度にとどまった。今後は支援金を活用し、牧野道の早期復旧や防火帯整備を進め、野焼きの再開・継続、ひいては草原景観の保全を図っていく。
またキリングループでは、熊本県と阿蘇郡市7市町村で取り組みを進める「阿蘇‐火山との共生とその文化的景観」をテーマとする世界文化遺産登録を応援するため、「キリン一番搾り」と「キリン 午後の紅茶 おいしい無糖」の「阿蘇の草原に乾杯」デザイン品を、九州エリアと沖縄県で10月16日から数量限定で発売。さらに、売上1本につき1円を寄付し、阿蘇の草原再生支援策に活用される。
復興に向けた課題は山積みだが、キリングループでは将来世代のための創造的復興の加速につながるよう今後も取り組んでいく。

キリングループの商品パネル
「キリン一番搾り」と「キリン 午後の紅茶 おいしい無糖」の「阿蘇の草原に乾杯」デザイン品のパネル
蒲島 郁夫 様、山内 康二 様
草尾 正行 様、宇藤 欣喜 様、坂本 忠夫 様
「公益財団法人 阿蘇グリーンストック」に支援金2,550万円を助成
目録贈呈
集合写真
事業概要

コメント①
熊本県知事 蒲島 郁夫 様

熊本地震は、悠久の宝である阿蘇の草原に大きな被害をもたらしました。阿蘇地域の各牧野組合の皆様も、放牧や野焼きなどへの影響が生じ、今なお大変ご苦労をされています。熊本が世界に誇る阿蘇の草原とその景観は、長い歴史の中で地域の皆様の放牧や野焼きなどの営みによって維持されてきました。地震によって深く傷ついた草原を1日も早く再生し、大切な資産を次の世代につないでいけるよう、県としても全力で阿蘇の創造的復興に取り組んでまいります。また、今回のキリングループ様と日本財団様によるご支援は、そのような草原の維持・再生に向けた取り組みを後押しするだけでなく、世界文化遺産登録につながる重要なものと考えています。心から感謝を申し上げるとともに、引き続きご支援を賜りますようよろしくお願い致します。

蒲島 郁夫 様

コメント②
キリンビール株式会社 九州統括本部 本部長 松浦 泰彦(写真中央)

地震によって大きな被害に見舞われた熊本県。それでも、着実に前も向いて進んでおられる県民の皆様には心から敬意を表します。先日、キリングループでは九州各県の報道関係者をお招きして記者懇談会を実施し、グループの様々な取り組み等をご説明しました。その席でも、話題は10月に発売する「阿蘇の草原に乾杯」シリーズのデザイン品やその取り組みについてなど、熊本のことに集中し、阿蘇が熊本の宝であるだけでなく、九州、日本の宝であることを実感した次第です。今後は世界文化遺産登録を目指されており、世界の宝になる日も遠くないと思います。その意味でも、阿蘇の復興を世界が待ち望んでいると言っても過言ではありません。私どもキリングループは、阿蘇をはじめ、熊本県の復興に今後も全力で取り組んでいくことをお約束させていただきます。

松浦 泰彦

コメント③
公益財団法人 日本財団 経営企画部長 萩上 健太郎 様

2017年2月、阿蘇地域の3牧野組合に対して緊急支援を行った「草原再生プロジェクト」が、半年を経過し「『世界文化遺産』を目指す草原再生プロジェクト」へと進化を遂げています。この間、牧野組合の皆さんはもちろんのこと、各自治体の皆様、NPOや民間の方々など、「地元の力」を結集して、創造的復興の実現に向けて取り組まれていることが身を結びつつあると感じています。また、熊本県、キリングループ様、日本財団による3者協定では、行政・民間・公益財団法人というお互いの強みを生かし、弱い部分は補いながら、適時適切な支援を実行しています。これからも草原再生はもちろん、今日ご出席の皆様や地元の皆様とも力を合わせ、世界に誇る熊本の文化を創造し、喜びを共有し合っていきたいと思っています。

萩上 健太郎 様

コメント④
狩尾牧野組合 組合長 草尾 正行 様

狩尾牧野は阿蘇市の北外輪山にあり、熊本地震によってミルクロード以南で土砂崩れが発生し、牧野道も落石等で損壊。作業員の安全確保が難しいことや防火の面での危険性が高いため、今年の春は当組合が管理する総面積の約半分で野焼きを実施できませんでした。そのため放牧もできず、苦しい状態が続いています。今回のご支援に心から感謝し、来春こそは野焼きが再開できるよう準備してまいります。

草尾 正行 様

コメント⑤
中松牧野組合 組合長 宇藤 欣喜 様

中松牧野は草千里から南側に広がり、有効面積は156ha。しかし、現在は2010年に流行した口蹄疫の対策、そして昨年起きた熊本地震によって原野・草地が崩壊するなど、放牧できる面積は15haにとどまっています。従来は「夏山冬里方式」で牛の飼育を行なっていましたが、移動が困難なため畑で畜産を管理している状況です。草原で牛が元気に草を食む姿を取り戻せるよう、支援金を大切に使わせていただきます。本当にありがとうございました。

宇藤 欣喜 様

コメント⑥
小森原野組合 組合長 坂本 忠夫 様

私ども小森原野組合は、西原村のシンボルである俵山のほぼ全面、面積にして600haで、そのうち200haが草原です。毎年行っていた野焼きですが、昨年の地震で俵山の中腹に2本の活断層があることが分かり、大きな地割れが発生。その後の豪雨でいたる所で大崩落が起きました。また、8集落に306人いる組合員の多くも自宅等が大きな被害を受け、野焼きどころではない状況となりました。しかし、阿蘇グリーンストックをはじめ、多くの皆様の協力があり、今春は一部で野焼きができました。蒲島知事が仰る「阿蘇の草原を1,000年残そう」との思いを共有しながら、今日いただいたご支援で早急に整備を進め、できる限り長く草原が守られるよう努力してまいります。

坂本 忠夫 様

コメント⑦
熊本県企画振興部地域振興課 課長 重見 忠宏 様

国土交通省から7月に出向してきたばかりですが、以前は内閣府の防災担当にも在籍しており、全国各地の災害現場を多く見てきました。しかし、震度7を2度も記録するという事態は、今までの常識では想定していなかったことで、着任して阿蘇の東海大学付近を視察した際に、その被害の大きさを改めて実感しました。一方で、長陽大橋の応急復旧や熊本城の再建工事など、着実に復興へ進み始めています。県では、さらに復興を加速度的に進めていけるよう阿蘇の「世界文化遺産」登録を目指し、地元自治体をしっかりバックアップしてまいります。キリングループ様におかれましては、新たに「阿蘇の草原に乾杯」シリーズも販売していただけるとのことで大変感謝しております。今後とも日本財団様と共にご支援を頂ければ幸いです。

重見 忠宏 様

コメント⑧
熊本県企画振興部地域振興課 課長補佐 清水 英伸 様

今年は地震の影響により1,200haの牧野で野焼きを見送ることになりました。県としても平成25年より草原再生に取り組んでまいりましたが、地震による被害を、どうやって復旧させていくのかが大きな課題となっていました。その中で、キリングループ様、日本財団様より各牧野組合に対して150万円ずつのご支援をいただけるとのことで、県としても感謝申し上げます。牧野組合に報告に行った際には涙ぐんで「諦めていたけど、やっぱりもう一度やってみよう」とおっしゃる方もいらっしゃいました。このご支援を一つの契機として、県としても、さらに草原再生の機運を高めていきたいと思います。

清水 英伸 様

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