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Scenario C

  • 安定衰退
  • 外的価値
  • 一極集中
イラスト。安い、粉末酒、飲み放題。500円BERO。100円串

外資による企業買収が進み、
リストラでワーキングプアが増加する

日本経済の衰退に伴い日本企業に割安感が出るため、
外国資本は日本企業の中で強力なブランド価値・技術・ノウハウを持つ企業や、
成長が見込まれる東南アジアにアセットを持つ企業を買い漁る。

外資に買収された企業では、大幅な人員整理が行われ失業者が増加する。
就業継続できた人も低賃金に甘んじるしかなく、セカンド・サードジョブで生活費を補う。
経済的な理由から結婚できず、生活費用の節約のために中年になっても親と同居するパラサイトが増加する。
金と雇用への不安というつらい現実のストレスから逃れるため、酒やゲームでストレス解消する人が増え、
手近な娯楽としてのVRに浸り、中毒になる人も出てきた。

人々は節約のため、モノやスキルもシェアする。
帰省中に部屋を貸す学生、出張中に車を貸すサラリーマンなどを仲介するサイトが人気となっている。
スーツや工具や鍋など、あらゆるモノが低料金で貸し借りされている。

飲食業界はグローバル企業の草刈場となり、
商品・サービスの低価格シフトが拡大する

日本の大手流通も中国資本に買収され、中国向けに開発されたPB商品が店舗の棚に並んでいる。
流通企業はライフログと引き換えにポイントが得られるアプリを導入し、
低所得者層は個人情報をポイントに換えるためにリアル店舗で購入する。

消費者は流通企業と提携する中国IT大手のアカウントを通じて、出費や貯蓄のみならず、
食生活・運動・睡眠などの一元管理サービスを受けている。
中国の流通-IT連合はこれらのビッグデータを解析して健康関連市場を支配し、このデータは民間健康保険にも採用されている。
嗜好品分野でも顧客情報をもとにして、やみつきになる味覚や嗅覚の研究が進められている。

強いブランドを持つ飲料企業はグローバルブランドに買収されて、安価な調達が可能となった。
グローバルアセットを活かして自社製品を海外展開する企業も現れる。一方調達コストのかかる企業は淘汰された。
グローバル企業の戦略に沿ってGMO(遺伝子組み換え)が解禁となり、多くの加工食品でGMO原料が当たり前となる。
日本人のニーズにあわせた新商品は出なくなり、消費者はアジア汎用商品を受け入れざるを得ない。
消費者は少しでも安いものを探し、おいしさや品質については妥協している。
量り売りや安い粉末酒、低価格の代替食品やフェイクフードが店頭に並ぶ。

共働きや単身世帯の増加で、中食や屋台などの簡易食堂が増え、何でも1品100円の100均食堂も出現する。
サイトを利用して飲食店で余った料理が売買されるなど、低価格シフトが拡大している。

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