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留学ではなく大学に駐在。新たなスタイルで革新技術の習得・発展に挑む研究者
~東京大学の「結晶スポンジ法」で、競争優位の“ダントツ技術化”を目指す~既存の技術をブレイクスルーし、競争優位を実現する独自技術を自身の手で創出したい。その突破口として、革命的な分子構造解析法といわれる「結晶スポンジ法」を習得・発展させるため、発明者である大学教授の研究室に2年間の予定で駐在しているのが谷口慈将研究員です。その研究の日々と、学会でも大きく注目された成果をご紹介します。
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“完熟梅”の香りに着目し、梅酒を通じて地域と企業の課題解決に貢献。人とのつながりを実感する豊かな研究の日々
「梅酒といえば青梅」という常識を覆し、一般には知られていなかった「完熟梅」の魅力を最大限に引き出すための研究に着手したのが山崎哲弘主務です。この取り組みが、産地の和歌山県みなべ町山間部の人々を活気づけ、深い絆が生まれました。CSV(社会と共有できる価値の創造)の好事例を紹介します。
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目指す「高み」に挑戦する喜び。キリンのビールづくりを支える醸造技術者
ビールの本場ドイツへの留学を経て、新商品開発をも手がける鎌田敏裕研究員に、愛してやまないビールづくりへの夢とロマン、目指す「高み」に挑戦する喜びを聞きました。
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スタイリッシュで高機能。新発想の魅せるサーバーを開発した研究チーム
発表以来、大きな注目を集めている、革新的な技術を用いた専用サーバーが特徴の「KIRIN Home Tap(キリン ホームタップ)」と「Tap Marché(タップ・マルシェ)」。開発の裏側には、高いチームワークと技術力、研究チームの熱意がありました。
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「良薬は口に苦し」を実証?!ホップ由来ビール苦味成分の認知機能改善効果を発見
「日常の食生活を通じて、認知症を予防する方法を見つけたい」という思いから、脳科学分野の研究に取り組み、ホップ由来のビールの苦み成分にアルツハイマー病予防効果を見出した阿野泰久研究員に、研究成果や研究に対する姿勢を聞きました。
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日本から世界へ。本場ドイツが認めた研究者が語る「わがホップ人生」
~栽培から新商品開発、ドイツでの技術アドバイザー就任まで~ホップは、ビールに香りと苦みを与える重要な原料です。その専門家であり、世界にわずか6人しかいないドイツホップ研究協会技術アドバイザーでもある村上敦司主任研究員が、自ら手がけた「一番搾りとれたてホップ生ビール」などの開発秘話や、ホップ研究の魅力を語ります。
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不可能を可能にした「おいしさ」との両立。世界初*のカフェインゼロ緑茶が誕生するまで
緑茶において技術的に困難な「おいしさ」と「カフェイン除去」の両立に挑戦し、新製法を確立、「キリン やさしさ生茶 カフェインゼロ」として商品化するまでの4年以上にわたる研究開発の道のりを、R&D本部の塩野貴史主任研究員に聞きました。
*ペットボトル緑茶史上初(100ml当たりカフェイン含有量0.001g未満のPET容器詰め緑茶飲料、2014年2月SVPジャパン調べ)
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白ワインの柑橘香強化技術と、冷やしても常温でもおいしい赤ワインのブレンド技術を開発し、商品化に成功!
メルシャンの若手研究者2人が、日本人の繊細な味覚や嗜好にあう、これまでにない香りと味わいを引き出したデイリーワインを開発し、「メルシャン エブリィ」(赤・白)として商品化しました。技術の一部は国際特許出願中です。
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世界が注目! 魚介とワインの組み合わせで発生する生臭い「におい」のメカニズムを解明
料理とワインの組み合わせを意味する「マリアージュ(結婚)」というワイン用語があります。メルシャンでは、その組み合わせの中から「魚介とワイン」に着目し、海外からも注目を集める研究成果を発表しました。研究の過程を、田村隆幸・主任研究員に聞きました。