[ここから本文です。]

[食領域]

日本国内ワイン消費数量は平成で3倍以上に

~スティルワイン国別輸入量NO.1は4年連続チリ。国内のワイナリー数は前年増、日本ワイン成長に期待。~

  • その他

2019年7月2日

メルシャン株式会社

消費数量は平成で約3倍に※1

  • 2017年のワイン消費数量は、前年を3.2%上回りました。平成元年(1989年)比では3倍以上に拡大しています。赤ワインの爆発的人気により、大きな消費を生んだ第6次ワインブーム(1997~98年)の消費数量を超えて着実に伸長しています。

課税(出荷)数量は10年間で約1.5倍に※2

  • 2018年課税(出荷)数量は、前年を下回ったものの、10年前と比較すると約1.5倍に拡大しました。

スティルワインの輸入数量は、チリワインが4年連続第一位に※3、欧州産ワインの構成比は約6割

  • 2018年は、4年連続でチリワインの輸入量が、国別輸入数量第1位となりました。
  • 2018年輸入スティルワインの構成比は、輸入量1位のチリワインが約3割を占め、2位フランス、3位イタリア、4位スペインなどを含めた欧州産ワイントータルでは約6割を占めています。
  • 日欧EPAが2019年2月に発効され、欧州産ワインの関税が即時撤廃となったことから、2019年はワイン市場全体のさらなる活性化が期待できます。

スパークリングワインの輸入数量※4は、10年で約1.6倍、フランスの構成比は約4割

  • 2018年のスパークリングワインの輸入数量は約3.6万KLで、前年をやや下回ったものの、10年で約1.6倍に拡大しています。
  • 国別輸入量第1位は、日本でも人気がある「シャンパン」の生産国でもあるフランスで、全体の4割を占めています。

日本産ぶどう100%で造る「日本ワイン」のワイナリー数は303場。前年より20場増加

  • 国税庁調査※5では2018年3月現在の国内のワイナリー数は、303場で、前年より20場増加しました。
  • 日本ワインの国内のワイン流通量の構成比は約4%ですが、今後の成長が期待されています。
  • ※1 国税庁発表の消費数量実績。課税数量とは異なる。
  • ※2 国税庁発表の課税移出数量実績。消費数量とは異なる。
  • ※3 財務省関税局調べによる「ぶどう酒(2L未満)」の数量推移。
  • ※4 財務省関税局調べによる「スパークリングワイン」の数量推移。
  • ※5 国税庁「国内製造ワインの概況」

「ワイン参考資料」詳細はホームページを参照ください
www.kirin.co.jp/company/data/

ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。

一覧へ戻る