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[食領域]

「2017年度 ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」コト部門において、キリンと共に新しいまちづくりにチャレンジしている

「NextCommonsLab遠野 BrewingTonoチーム」が地方創生大賞を受賞

  • CSV

2018年4月4日

キリン株式会社

キリン株式会社(社長 磯崎功典)は、ビール原料のひとつであるホップの生産者が減少する岩手県遠野市において、遠野市・民間企業・市民の方々と共に「ホップの里からビールの里へ」を共通のビジョンとした新しいまちづくりに挑戦しています。今回、新しいまちづくりに一緒に取り組んでいるパートナーである「NextCommonsLab遠野 BrewingTonoチーム」が、「2017年度 ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」において、コト部門の地方創生大賞を受賞しました。なお、授賞式は3月29日(木)に開催されました。

<3月29日受賞式の様子>

<遠野市でのツーリズムの様子>

岩手県遠野市における、ホップを通じた新しいまちづくりのチャレンジについて

  • 岩手県遠野市は、国内生産トップクラスを誇る「ホップの里」です。遠野市とキリンビールはホップ契約栽培で54年の歴史を重ねてきましたが、現在の遠野のホップ生産量はピーク時の約4分の1にまで減っています。そこでキリンは、遠野市や「NextCommonsLab遠野 BrewingTonoチーム」、民間企業と共に、ホップ生産の後継者不足を食い止め、ビールを軸にしたまちづくりを推進するという目的のもと、「ホップの里からビールの里へ」を合言葉に、遠野市民の誇りであり大切な資産であるホップの魅力を最大限活用した、市民参加型のまちづくりに取り組んでいます。
  • 2016年からは、「醸造する町Brewing Tono」をキーワードに、ホップの栽培だけでなく、ホップの多品種栽培やブランド化、ビールに合うおつまみの生産、ホップ収穫を祝うイベントや、ホップがある町ならではのツーリズムの開催など、ホップやビールを軸としてまちや人をつなぐ仕掛けを遠野市民の方々と一緒につくりあげています。

「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」とは

(主催=同実行委員会 後援=内閣府、農林水産省、経済産業省)

  • 地域に眠る名品と名品を支えるストーリーや取り組みを発掘し、地域創生に貢献する「ヒト・モノ・コト」のチャレンジをより多くの人に知ってもらい、地域の将来を支える名品とその国内・海外の市場開拓および“地域のファン化”を支援する表彰制度で、部門賞と地方創生賞があります。キリン(株)も会員企業として、「つなげよう!国産ホップの輪部門」を設置し、活動を行ってきました。
  • 地方創生賞は、44の部⾨賞の中から、それぞれの名品や、名品をめぐる人材・取り組みが、どれだけ地方の変革に向けた機運を醸成し、その実現に成功したかという観点から選考・表彰されます。また、地域創生賞の中から、特に優れた名品が「地方創生大賞」を受賞します。

キリングループは「健康」「地域社会」「環境」という3つの社会課題に取り組み、お客様と共に幸せな未来をめざしていきます。

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