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[食領域]

「復興応援 キリン絆プロジェクト」、
福島県いわき市「いわき6次化協議会」に支援金を助成

~“生産から食卓までの支援”をテーマに、「いわき〝食Labo〟プロジェクト」を応援~

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2015年2月24日

キリンビール株式会社

キリンビールマーケティング株式会社(社長 布施孝之)は、福島県いわき市「いわき6次化協議会」(会長 白石長利)が取り組む、「いわき〝食Labo〟プロジェクト」への支援金として、総額3,000万円を公益社団法人 日本フィランソロピー協会(理事長 髙橋陽子)の協力のもと2月24日(火)に助成します。

今回の助成は、震災によって大きな被害を受けた福島県いわき市での、農産物や加工品のブランド育成と6次産業化による販路の拡大を図るため、「いわき6次化協議会」が、地元の農業生産者・加工販売者・料理人等と協働で取り組む「いわき〝食Labo〟プロジェクト」に対するものです。本プロジェクトでは、単価や出荷単位の問題から個々の生産者では難しかった少量での加工品開発を行うことで、いわき産の食の復興とブランド化を進め、次世代に繋がる1次産業のモデルづくりに取り組みます。今回の助成金は、本プロジェクトでの加工設備の導入、加工品の新商品開発、ブランド育成、情報発信などに活用されます。

キリングループは、2011年に東日本大震災の復興支援活動として「復興応援 キリン絆プロジェクト」を立ち上げ、「絆を育む」をテーマに「地域食文化・食産業の復興支援」「子どもの笑顔づくり支援」「心と体の元気サポート」の3つの幹でグループ各社が一体となり展開しています。今回の助成は、3つの幹の一つである「地域食文化・食産業の復興支援」として実施するものです。
当プロジェクトでは、復興支援として2014年までの3年間で約60億円を拠出してきました。当初、活動期間は3年間の予定でしたが、復興の現状を踏まえ、未来につながる絆を育むことを目指し2015年以降も引き続き、食に携わる企業として“生産から食卓までの支援”をテーマとした農業や水産業に対する地域のニーズに合った支援活動を行います。

「復興応援 キリン絆プロジェクト」は、農業への復興支援第1ステージとして、震災後から2012年まで、東日本大震災により被害を受けた岩手県、宮城県、福島県の農家に対して、JAグループと連携し、稼動していない中古農業機械のリユースを行うなど、営農再開を支援してきました。農業機械支援金額は、5億2,100万円となり、農業機械386台が購入されました。福島県においては、1億5,300万円(農業機械61台分)の助成を行いました。
2013年からは、復興支援第2ステージとして、“生産から食卓までの支援”というテーマのもと、生産支援だけでなく、農産物のブランド育成支援、6次産業化に向けた販路拡大支援、将来にわたる担い手・リーダー育成支援などを展開し、今回の助成を含め、総額9億円の助成を行う予定です。
なお、福島県では、2014年までに農業復興支援第2ステージとして、総額2億1,073万5,000円の助成を行ってきましたが、2015年度は今回の助成も含めて、約1億円の追加助成を行う予定です。

被災地の一日も早い復興を心より祈念するとともに、キリングループとして、引き続き被災地の皆様の支援に尽力していきます。

キリングループは、あたらしい飲料文化をお客様と共に創り、人と社会に、もっと元気と潤いをひろげていきます。

「いわき6次化協議会」構成メンバー一覧

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