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KIRIN News Release


2012年 キリンビバレッジの自動販売機における環境負荷低減の取り組みについて
〜新規投入機に、最新ヒートポンプ自動販売機、LED照明、ノンフロン冷媒機を積極的に導入〜

2012年3月29日

 キリンビバレッジ株式会社(社長 首藤由憲)では、清涼飲料をいつでも手軽に適温でご提供できる自動販売機を展開しています。自動販売機は、災害時、夏場における水分補給などのライフラインとして重要な役割を担っており、生活者にとってかけがえのない機能を果たしています。当社では、その利便性を追求すると共に、省エネルギーなどの環境負荷低減に向けたさまざまな取り組みを進めています。

@2012年3月から最新ヒートポンプ自動販売機導入
 ヒートポンプ自動販売機は、通常外気に放出される熱を加温に再利用することで消費電力を節約できる機能を搭載した自動販売機です。当社では、2006年よりこのヒートポンプ自動販売機の導入を開始し、2011年は新規投入機の95%をヒートポンプ自動販売機としました。現在、当社全自動販売機の3分の1にヒートポンプ自動販売機を採用しており、清涼飲料業界でトップレベルの導入比率を誇っています。2012年は缶・PET自動販売機の新規投入機全て(※)にヒートポンプ自動販売機を導入します。また、従来のヒートポンプ自動販売機よりも消費電力を最大50%強削減する最新ヒートポンプ自動販売機を3月から導入開始しています。

A2012年新規採用全台(※)にLED照明を採用
 LED照明は、従来の蛍光灯に比べて電力消費を約70%削減できます。2012年は自動販売機における環境負荷低減をさらに進めるため、LED照明を缶・PET自動販売機の新規投入機全て(※)に搭載します。

B2012年新規投入自動販売機の90%にノンフロン冷媒機を採用
 ノンフロン冷媒機は、オゾン層破壊など地球環境に悪影響を及ぼすフロンガスを使用しない冷媒機です。2012年は新規に投入する自動販売機におけるノンフロン冷媒機の採用比率を90%まで高めます。

 当社では、自動販売機を、清涼飲料を提供する機器としてだけでなく、お客様にご利用頂くことで社会とのつながりを深める場と位置付け、社会貢献型自動販売機の展開も拡大しています。乳がんの早期検査を啓発する「ピンクリボン自動販売機」やサッカー日本代表チームの強化とサッカー文化の普及を支援する「サッカー日本代表・応援自動販売機」、ベルマーク活動を支援する「ベルマーク自動販売機」、アフリカの子どもたちに給食を届ける活動を支援する「TABLE FOR TWO自動販売機」などを展開しています。また、災害時に清涼飲料を無償で提供する災害自動販売機も展開し、ライフラインとしての役割を果たしています。

 キリングループは「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。

※ 技術的に導入が難しい薄型機/小型機を除く。


【お問い合わせ先】
キリンビバレッジ お客様相談室 フリーダイヤル:0120-595-955
【キリンホームページ】
https://www.kirin.co.jp/