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KIRIN News Release


さらなる環境負荷低減をめざしたNEW「ペコロジーボトル」を開発
国産最軽量(※1)35gの2Lペットボトルを「キリン アルカリイオンの水」に導入

2010年5月18日

 キリンビバレッジ株式会社(社長 前田仁)は、2Lペットボトルで国産最軽量(※1)となる35gを実現しました。グループ会社であるキリンMCダノンウォーターズ株式会社(社長 木本匡亮)は、この国産最軽量となる2Lペットボトルを「キリン アルカリイオンの水」に10月下旬以降順次導入します。(※2)

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 キリンビバレッジでは、省資源のための軽量化やリサイクルしやすい容器の開発、省エネルギー活動など、環境負荷低減をめざした活動に取り組んでいます。
 特に、環境配慮型容器の開発では、業界に先駆けて、2003年6月に「アルカリイオンの水」2Lペットボトルに「ペコロジーボトル」を導入し、使用時の強度は損なわずに、重量を従来使用していたボトルの約2/3の42gまで軽量化しました。また飲用後にはペコッとラクにつぶせることから空容器を分別排出する際のお客様の負担を軽減し、リサイクル促進にもつながっています。当社では現在家庭用のすべての2Lペットボトル商品に「ペコロジーボトル」を導入し、2008年4月から1.5Lペットボトルの一部にも導入を拡大しています。

 今回は、さらなる環境負荷低減をめざし、ボトルの形状作成・強度評価など一連の容器開発すべてを、グループ会社のキリンビール社と共同で行い、国産の2Lペットボトルでは最軽量となる35gを実現しました。「アルカリイオンの水」に、10月下旬以降この国産最軽量となる2Lペットボトルを順次導入します。
 また、お客様の使いやすさを追及し、「キリン 生茶」同様、「アルカリイオンの水」2Lペットボトルにも、ユニバーサルデザインを実現したNEW「ペコロジーボトル」を5月下旬以降順次導入します。

1.国産最軽量35gのNEW「ペコロジーボトル」について
 (1)国産最軽量について
   国産最軽量となる2Lペットボトルは、現行の42gから35gへと約16%の軽量化を実現しました。「アルカ
   リイオンの水」に導入することにより、年間約820トン(※3)のペット樹脂削減が可能となります。ボトル下
   部に波状リブ、底部に半球状の凹みを設置するなど、キリングループの技術力を活かしてボトル形状を
   改良し、容器に必要な耐荷重強度を維持しながら、国産最軽量を実現しました。
 (2)NEW「ペコロジーボトル」について
   ユニバーサルデザインを実現したNEW「ペコロジーボトル」は、省資源でつぶしやすい環境配慮型容器「ペ
   コロジーボトル」をさらに持ちやすく注ぎやすく進化させました。ボトル胴部には、複数の指が収まり、指を
   引っ掛けて注ぐことができる凹みを作り、持つ部分の幅や角度を手に合う形状にしました。また、ペットボト
   ルの肩部に凹凸を設置することで、キャップを開栓する時の指かかりになり、キャップを開けやすい形状
   にしました。

2.「キリン アルカリイオンの水」について
 1999年の発売以来、日本の大自然が育んだおいしい天然水をアルカリイオン化した、口あたりまろやかなや
 さしいおいしさの水としてご好評をいただいています。今回は、家族の健康をキーワードに、5月下旬のNEW
 「ペコロジーボトル」の導入と合わせてパッケージ(ラベル・カートン)もリニューアルします。パッケージ、ウェ
 ブ、雑誌、店頭などあらゆるお客様との接点を通じて、家族の水分補給の重要性を訴求することで、ミネラル
 ウォーター飲用の総需要拡大を目指すとともに、「アルカリイオンの水」が「家族のからだにやさしい水」である
 というメッセージの浸透を図っていきます。

 キリングループは「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。

※1 2010年5月18日現在
※2 6月下旬以降、38gに軽量化した2Lペットボトルを順次導入。
   10月下旬以降、国産最軽量35g2Lペットボトルを順次導入。(38g2Lペットボトルと混在)
※3 2009年販売実績に基づく当社試算(35g2Lペットボトルと38g2Lペットボトル混在の試算)


【お問い合わせ先】
キリンビバレッジ お客様相談室 フリーダイヤル:0120-595-955
【キリンホームページ】
https://www.kirin.co.jp/