当社は、平成22年10月18日開催の取締役会において、当社の連結子会社である南紀串本水産株式会社の全株式を譲渡(売却)することを決議いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
1.株式譲渡の理由 |
|
南紀串本水産株式会社は、当社が出資し、主に鯛の養殖及び売買等に関する事業を行ってまいりました。しかしながら、近年の魚価の低迷や飼料価格の高騰等といった同社の厳しい事業環境の中、同社の経営資源をより有効に活用するためには、同事業分野において高い専門的技術と経験を有するグループの一員として事業を継続することが望ましいと判断し、一方で当社としても一層の事業の選択と集中が必要であるとの観点から、東洋冷蔵株式会社に同社の全株式を譲渡することといたしました。 |
2.譲渡する子会社の概要 |
|
(1) |
商号 |
南紀串本水産株式会社 |
|
(2) |
本店所在地 |
和歌山県東牟婁郡串本町須江135番地の2 |
|
(3) |
代表者 |
代表取締役社長 上園 三郎 |
|
(4) |
主な事業の内容 |
鯛の養殖及び売買等 |
|
(5) |
資本金 |
30百万円 |
|
(6) |
設立年月日 |
平成10年8月5日 |
|
(7) |
株主構成 |
メルシャン株式会社 100% |
|
(8) |
当社と当該会社との関係 |
|
|
|
資本関係: |
当社は、当該会社の設立時より当該会社の株式の50%を保有する株主でございましたが、平成22年10月18日に当該会社の他の株主から当該会社の株式を取得した結果、100%を保有する親会社となっております。 |
|
|
人的関係: |
取締役 中村益実は、当社の取締役です。また、監査役 古江洋一郎は、当社の従業員です。 |
|
|
取引関係: |
当社より飼料製品を購入しております。 |
|
(9) |
最近3ヵ年の経営成績および財政状態 |
|
平成19年12月期 |
平成20年12月期 |
平成21年12月期 |
純資産 |
∆41百万円 |
∆208百万円 |
∆580百万円 |
総資産 |
1,020百万円 |
561百万円 |
376百万円 |
1株当たり純資産(円) |
∆69,856 |
∆346,667 |
∆967,505 |
売上高 |
534百万円 |
664百万円 |
168百万円 |
営業利益 |
∆6百万円 |
∆156百万円 |
∆318百万円 |
経常利益 |
∆3百万円 |
∆165百万円 |
∆338百万円 |
当期純利益 |
∆3百万円 |
∆166百万円 |
∆372百万円 |
1株当たり当期純利益(円) |
∆6,403 |
∆276,811 |
∆620,837 |
1株当たり配当金(円) |
− |
− |
− |
3.株式の譲渡先 |
|
(1) |
商号 |
東洋冷蔵株式会社 |
|
(2) |
本店所在地 |
東京都江東区永代二丁目37番28号 |
|
(3) |
代表者 |
代表取締役社長 壷井 敏郎 |
|
(4) |
主な事業の内容 |
水産物、農産物、畜産物、酪農製品、飼料及び化成品の販売業、貿易業、 加工業並びに冷凍冷蔵業等 |
|
(5) |
資本金 |
221百万円(平成22年3月末現在) |
|
(6) |
設立年月日 |
昭和23年10月5日 |
|
(7) |
純資産(単体) |
9,380百万円(平成22年3月末現在) |
|
(8) |
総資産(単体) |
53,175百万円(平成22年3月末現在) |
|
(9) |
大株主及び持株比率 |
三菱商事株式会社 81.73% (平成22年3月末現在) |
|
(10) |
当社との関係 |
特に記載すべき資本関係、人的関係、取引関係はありません。 |
4.譲渡株式数および譲渡前後の所有株式状況 |
|
(1) |
譲渡前の所有株式数 |
600株(所有割合100%) |
|
(2) |
譲渡株式数 |
600株(所有割合100%) |
|
(3) |
譲渡後の所有株式数 |
0株(所有割合 0%) |
|
(4) |
譲渡価額 |
1円 |
|
(5) |
譲渡価額の算定根拠 |
譲渡価額につきましては、南紀串本水産株式会社が債務超過の状態にあることを考慮して、算定いたしました。 |
5. 譲渡の日程 |
|
平成22年10月18日 |
取締役会決議、株式譲渡契約締結 |
|
平成22年10月20日(予定) |
株式譲渡 |
6.今後の見通し |
|
本件株式譲渡に伴う、当社の連結業績に与える影響は軽微であります。 |
|