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KIRIN News Release

日本ワインの価値を “学ぶ・楽しむ”「体験型日本ワイン情報発信基地」へ
新ワイナリー『シャトー・メルシャン』誕生
〜「メルシャン勝沼ワイナリー」リニューアル開始〜




 メルシャン株式会社(本社:東京、社長:植木 宏)は「メルシャン勝沼ワイナリー」(山梨県)リニューアルを2009年10月より開始します。
 2010年8月までに、10億円を投じて、お客様用施設と製造設備の両方をリニューアルし、同時にワイナリーの名称を『シャトー・メルシャン』に変更します。

 新ワイナリー『シャトー・メルシャン』は、ご来場頂いたお客様が、甲州を含む日本ワインの価値、歴史、栽培、つくり、味わい、最新情報などを、より専門的に“学ぶ・楽しむ”ための「体験型日本ワイン情報発信基地」としての役割を果たすとともに、様々なブドウ産地・品種からなるワイン「シャトー・メルシャン」シリーズならではの優雅で調和の取れた味わいを表現するために、最適な醸造、貯酒、製造工程が実現できる設備を導入し、さらなるワインの品質向上を目指していきます。

▼リニューアルのポイント
●「シャトー・メルシャン ワイナリーエリア」(現・事務所棟、製造設備棟、改築)
@製造設備(新築)
様々なブドウの産地・品種からつくられるワインの個性を十分に表現するため、小ロットタンクの導入、年間85万本の瓶詰めを可能にする包装ラインの整備、空調完備した樽育成庫の新設、嫌気移動設備導入など、最適な醸造、貯酒、製造工程設備を導入します。
A「シャトー・メルシャン ビジターセンター」 (現・事務所棟、改築)
お客様に「シャトー・メルシャン」のすばらしさを実体験していただける見学、セミナースペース。地下は、温度管理された瓶貯蔵庫、樽育成庫、ワインを保管する「シャトー・メルシャン セラー」、試飲ができる「ワインバー」によって構成。2階、3階には「セミナールーム」を設置し、日本ワインを学び、理解できる「体験型情報発信」の場としての役割を果たします。
● 「シャトー・メルシャン ワインミュージアムエリア」
(現・メルシャンワイン資料館エリア、増築)
@メルシャンワイン資料館(既存)
日本ワインの歴史に加え、「シャトー・メルシャン」のワインづくりを学び、理解できる「メルシャンワイン資料館」として内装をリニューアル。ガイドツアーも実施します。
Aワインギャラリー(新設)
ワインの試飲、購入や、ワインと軽食のマッチングの体験など、ブドウ棚の下で日本ワインを実際に楽しみながら、憩い・くつろげる空間です。

 日本の本格的なワインづくりは、明治10年に山梨県、勝沼の地に設立された日本初のワイン会社「大日本山梨葡萄酒会社」により始まりました。当社は、その系譜と情熱を継承し、今も勝沼の地で日本の個性を表現し、世界に認められるワインをつくり続けています。
 今回のリニューアルにより、新ワイナリー『シャトー・メルシャン』にて、お客様に本格的な日本ワイン「シャトー・メルシャン」に触れ、ワインづくりの文化を知っていただくことで、日本ワインへの共感、親しみ、理解促進を図るとともに、ワイン事業理念“確かな味わい、ひとつ上の時間。”のもとワインの啓発活動を推進し、市場の拡大に努めます。


【リニューアルの概要】
◆工事期間 2009年10月〜2010年7月(予定)
◆予算 10億円
※リニューアル期間中の2009年11月4日(水)から2010年7月31日(土)は、お客様用施設(売店、ワイナリー見学など)は休業とさせて頂きます。

【リニューアル後のワイナリー概要】
◆名称 『シャトー・メルシャン』
◆所在地 山梨県甲州市勝沼町下岩崎1425−1
◆再オープン予定 2010年8月
◆敷地面積 9,799u
◆建物の延床面積 7,535u
◆生産能力 年間約85万本(720ml換算)
◆製造製品 ワイン

【参考:「メルシャン勝沼ワイナリー」概要(2008年末現在)】
◆名称 「メルシャン勝沼ワイナリー」
◆所在地 山梨県甲州市勝沼町下岩崎1425−1
◆敷地面積 9,799u
◆建物の延床面積 7,724u
◆生産能力 年間約65万本(720ml換算)
◆製造製品 ワイン


以 上
2009年10月14日(リリースNO.09051)
 
【お問い合わせ先】
メルシャン お客様相談室 フリーダイヤル:0120-676-757
【キリンホームページ】
https://www.kirin.co.jp/