メルシャン株式会社(東京、社長:岡部有治)は、メルシャン軽井沢美術館(長野県、館長:鈴木忠雄/メルシャン株式会社特別顧問)にて、2008年10月4日(土)から11月30日(日)まで、『ル・コルビュジエ 光の遺産』展を開催します。
「メルシャン軽井沢美術館」は、1994年のメルシャン株式会社創立60周年を機に、文化・教育の振興と発展に寄与することを目的に、1995年に開館し、今年で13年目を迎えます。
ルーヴル美術館リシュリュー翼やパリの大統領府エリゼ宮の内装などを手がけたフランスの建築家ジャン=ミシェル・ヴィルモット氏により設計された当館は、「メルシャン軽井沢ウイスキー蒸留所」の樽貯蔵庫の雰囲気を継承した美術館として建設され、建物を覆うつたや敷地内を彩るさまざまな植物など、恵まれた自然環境の中、ゆっくりとアートをお楽しみいただけます。
また、昨年3月にオープンしたレストラン「エルミタージュ・ドゥ・タムラ
メルシャン美術館店」も2年目を迎え、地元の方をはじめ多くの方に親しまれています。
20世紀モダニズム建築の巨匠といわれ、現代建築にも多大な影響を及ぼす存在でもある、ル・コルビュジエ(1887〜1965)はスイスに生まれ、美術学校を出た後、パリに出て画家として、そして建築家として旺盛な活動を展開しました。
2008年、フランス政府は20世紀建築におけるル・コルビュジエの傑出した業績を顕彰するため、ユネスコの世界遺産への登録を申請し、彼の代表作である「サヴォワ邸」や「ロンシャンの礼拝堂」の他に、日本の「国立西洋美術館」など、合計22件の建築物と都市計画が一括で登録の推薦を受けました。
本展では、彼が精魂を傾けた仕事の足跡を、世界遺産に申請された建築物を中心に建築模型9点と図面や映像、資料写真から、特に、建築内部での光の効果に焦点を当て、光の扱い方がいかに繊細で独創性に富んでいるかをご覧いただきます。また、画家としてもキュビスムを批判的に継承したピュリスム(純粋主義)を唱え、たくましい女性の姿やシンボリックなモチーフの絵画を描いており、絵画17
点(うち油彩6
点)をはじめ、彫刻、タピスリーも展示します。彼の造形精神において、美術作品と建築が本質的なところで連動し、同一のものであることが見て取れます。
なお、本展覧会開催を記念して、10月12日(日)17時30分より、インテリアプランナーの津田晴美さんによる講演会「ル・コルビュジエ …芸術と生活と人間と」を開催いたします。
【開催概要】
◆展覧会名: |
―世界遺産へのあゆみ―『ル・コルビュジエ 光の遺産』展 |
◆期間: |
2008年10月4日(土)〜11月30日(日) |
◆展示作品: |
建築模型9点、絵画17点(うち油彩6点)他、彫刻、タピスリーなど数点 |
【イベント概要】
◆イベント名: |
津田晴美講演会「ル・コルビュジエ・・・芸術と生活と人間と」 |
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2008年10月12日(日)17時30分より美術館内にて開催
定員80名(要申込) |
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お申し込み・お問い合わせ:メルシャン軽井沢美術館Tel.0267-32-0288 |
【美術館概要】
■所在地: |
長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1799-1 Tel.
0267-32-0288 |
■開館時間: |
9時30分〜17時(入館は閉館時間の30分前まで)
※火曜日休館 |
■入館料: |
一般1000円/大学生800円/高校生600円
※小中学生の入館料は無料 65歳以上の方は一般料金の半額
団体20名以上は100円引
障害者手帳をお持ちの方ご本人と、付き添いの方1名様は半額 |
■交通: |
長野新幹線軽井沢駅乗換え・しなの鉄道御代田駅から徒歩7分
(東京駅から約90分)
JR佐久平駅より8km、上信越自動車道佐久インターより5.5km |
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