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Ville Natulle de Volvic

豊かな水の母なる大地 ボルヴィック村を訪ねて

世界60カ国以上で親しまれる
ナチュラルミネラルウォーター「ボルヴィック」。
やわらかで優しい水は、どんな場所で生まれているのか。
そのルーツを知るため、水の故郷、
フランスのボルヴィック村へと向かった。

  • 新村真理=写真photography=MARI SHIMMURA
  • 編集部=文text=TRANSIT
  • 三富千秋=協力cooperation=CHIAKI MITOMI

ボルヴィックのラベルにもなったピュイ・ド・ドームには、年間50万人以上が訪れる。
頂上から一望する火山群は絶景。

ボルヴィック村から少し離れた森の中の滝。冷たく透き通った水からは、
大切に守られた自然の美しさが感じられる。

水の源は、小さな小さな村。

石畳の曲がりくねった一本道を、けっこうなスピードで駆け抜けるタクシー。「VOLVIC」と書かれた石板が目に入り、胸が高まる。徐々に民家らしき建物が増えてきた頃に「着いたよ」と運転手が愛想よく教えてくれた。

フランスの玄関口・パリから高速列車に乗って、終点のクレルモン=フェランまで3時間40分。そこから車で約20分のところに、ボルヴィックの水が生まれる「ボルヴィック村」はある。さっそくあたりを歩いてみると、広場を中心に広がる集落は、20分もすれば全容がつかめてしまうほど。約4500人が住むこの村は、思った以上にこぢんまりしている。この小さな村から、世界で愛される水が生まれているのか。そんな不思議な気分で村役場へと向かうと、約束していた副村長のマリー=オードさんが小柄な年配の女性を伴ってやって来た。

高台から見下ろしたボルヴィック村。
石造りの家も多く残り、住民はメンテナンスしながら上手に住んでいた。

「こちらは村役場の歴史解説員をしているニコルさん。村のことならなんでもご存じよ」。ニコルさんは、生まれも育ちもボルヴィック村。村の学校で教師として40年勤め、引退後は村の歴史解説員をしているという。

「ボルヴィックの水がどんな所で生まれているのかを見に来たんです」。そう伝えると、ニコルさんから一言。「石と水と命の村。それがボルヴィック。実は、水より先に有名になったのは石で、石があったからこそ世界で愛される水が生まれたのよ。水の故郷を見に来たのなら、ぜひ石についても知ってほしいわ」

  • ①山の厳しい気候や強い風に負けずに咲く花は、茎が太く葉は分厚かった。ピュイ・ド・ドームの頂上付近で発見。
  • ②民家の木になっていたリンゴ。フランス名物・豚の血のソーセージ「ブーダン」は、オーベルニュではリンゴソースがかかる。
  • ③オーベルニュ地方名産のチーズはどれも美味。手前の白い「ガプロン」は、ニンニクがかなり効いている。

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Ville Natulle de Volvic

豊かな水の母なる大地 ボルヴィック村を訪ねて

世界60カ国以上で親しまれる
ナチュラルミネラルウォーター「ボルヴィック」。
やわらかで優しい水は、どんな場所で生まれているのか。
そのルーツを知るため、水の故郷、
フランスのボルヴィック村へと向かった。

  • 新村真理=写真photography=MARI SHIMMURA
  • 編集部=文text=TRANSIT
  • 三富千秋=協力cooperation=CHIAKI MITOMI

ボルヴィックのラベルにもなったピュイ・ド・ドームには、年間50万人以上が訪れる。
頂上から一望する火山群は絶景。

ボルヴィック村から少し離れた森の中の滝。冷たく透き通った水からは、
大切に守られた自然の美しさが感じられる。

水の源は、小さな小さな村。

石畳の曲がりくねった一本道を、けっこうなスピードで駆け抜けるタクシー。「VOLVIC」と書かれた石板が目に入り、胸が高まる。徐々に民家らしき建物が増えてきた頃に「着いたよ」と運転手が愛想よく教えてくれた。

フランスの玄関口・パリから高速列車に乗って、終点のクレルモン=フェランまで3時間40分。そこから車で約20分のところに、ボルヴィックの水が生まれる「ボルヴィック村」はある。さっそくあたりを歩いてみると、広場を中心に広がる集落は、20分もすれば全容がつかめてしまうほど。約4500人が住むこの村は、思った以上にこぢんまりしている。この小さな村から、世界で愛される水が生まれているのか。そんな不思議な気分で村役場へと向かうと、約束していた副村長のマリー=オードさんが小柄な年配の女性を伴ってやって来た。

高台から見下ろしたボルヴィック村。
石造りの家も多く残り、住民はメンテナンスしながら上手に住んでいた。

「こちらは村役場の歴史解説員をしているニコルさん。村のことならなんでもご存じよ」。ニコルさんは、生まれも育ちもボルヴィック村。村の学校で教師として40年勤め、引退後は村の歴史解説員をしているという。

「ボルヴィックの水がどんな所で生まれているのかを見に来たんです」。そう伝えると、ニコルさんから一言。「石と水と命の村。それがボルヴィック。実は、水より先に有名になったのは石で、石があったからこそ世界で愛される水が生まれたのよ。水の故郷を見に来たのなら、ぜひ石についても知ってほしいわ」

  • ①山の厳しい気候や強い風に負けずに咲く花は、茎が太く葉は分厚かった。ピュイ・ド・ドームの頂上付近で発見。
  • ②民家の木になっていたリンゴ。フランス名物・豚の血のソーセージ「ブーダン」は、オーベルニュではリンゴソースがかかる。
  • ③オーベルニュ地方名産のチーズはどれも美味。手前の白い「ガプロン」は、ニンニクがかなり効いている。

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Ville Natulle de Volvic 豊かな水の母なる大地 ボルヴィック村を訪ねて

世界60カ国以上で親しまれるナチュラルミネラルウォーター「ボルヴィック」。やわらかで優しい水は、どんな場所で生まれているのか。そのルーツを知るため、水の故郷、フランスのボルヴィック村へと向かった。新村真理=写真 photography=MARI SHIMMURA 編集部=文 text=TRANSIT 三富千秋=協力 cooperation=CHIAKI MITOMI

ボルヴィックのラベルにもなったピュイ・ド・ドームには、年間50万人以上が訪れる。頂上から一望する火山群は絶景。

ボルヴィック村から少し離れた森の中の滝。冷たく透き通った水からは、大切に守られた自然の美しさが感じられる。

水の源は、小さな小さな村。

石畳の曲がりくねった一本道を、けっこうなスピードで駆け抜けるタクシー。「VOLVIC」と書かれた石板が目に入り、胸が高まる。徐々に民家らしき建物が増えてきた頃に「着いたよ」と運転手が愛想よく教えてくれた。

フランスの玄関口・パリから高速列車に乗って、終点のクレルモン=フェランまで3時間40分。そこから車で約20分のところに、ボルヴィックの水が生まれる「ボルヴィック村」はある。さっそくあたりを歩いてみると、広場を中心に広がる集落は、20分もすれば全容がつかめてしまうほど。約4500人が住むこの村は、思った以上にこぢんまりしている。この小さな村から、世界で愛される水が生まれているのか。そんな不思議な気分で村役場へと向かうと、約束していた副村長のマリー=オードさんが小柄な年配の女性を伴ってやって来た。

高台から見下ろしたボルヴィック村。石造りの家も多く残り、住民はメンテナンスしながら上手に住んでいた。

「こちらは村役場の歴史解説員をしているニコルさん。村のことならなんでもご存じよ」。ニコルさんは、生まれも育ちもボルヴィック村。村の学校で教師として40年勤め、引退後は村の歴史解説員をしているという。

「ボルヴィックの水がどんな所で生まれているのかを見に来たんです」。そう伝えると、ニコルさんから一言。「石と水と命の村。それがボルヴィック。実は、水より先に有名になったのは石で、石があったからこそ世界で愛される水が生まれたのよ。水の故郷を見に来たのなら、ぜひ石についても知ってほしいわ」

  • ①山の厳しい気候や強い風に負けずに咲く花は、茎が太く葉は分厚かった。ピュイ・ド・ドームの頂上付近で発見。
  • ②民家の木になっていたリンゴ。フランス名物・豚の血のソーセージ「ブーダン」は、オーベルニュではリンゴソースがかかる。
  • ③オーベルニュ地方名産のチーズはどれも美味。手前の白い「ガプロン」は、ニンニクがかなり効いている。

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