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支援国マリ共和国の現状

マリの水とメジナ虫病の状況 2015年10月22日 更新

安全な水へのアクセス

5歳未満児の死亡率は高く、マラリア、急性呼吸器疾患に続き、下痢性疾患が子どもの死因の約67%の割合を占めています。WHO とユニセフの「水と衛生」共同モニタリングプログラム2012では、マリ共和国で改善された水源にアクセスできる人の割合は人口の約67%、農村部においては54%と報告されています。格差も激しく、もっとも裕福な上位20%における安全な水へのアクセスは95%ある一方、最も貧しい20%の人びとの水へのアクセスは30%しかありません(MICS2010)。

マリ全体で550万人が改善された給水設備へのアクセスがないとされていますが、この数値は紛争前の調査によるものであり、現在の数値はさら高いと推定され、マリ共和国ですべての人びとが清潔で安全な水にアクセスできるまでの道のりはまだ遠い状況です。

メジナ虫病根絶に向けて

現在、メジナ虫病が残る国はマリを含め4カ国、うち、3カ国から2014年1月~7月までに53件の発症報告がありましたが、これは前年比51%減となっています。(南スーダン43件、チャド8件、エチオピア2件)マリでこの時期の発症は報告されませんでしたが、マリのメジナ虫病発症のピークは7月~12月で、実際2014年8月~11月の間に(人道危機下にある)ガオおよびティンブクトゥ地域から40件の発症報告がありました。また2015年にはこれまでに1件の発症が報告されています。

メジナ虫病の根絶が認定されるためには、発症件数がゼロになったと認められてから、3年間発症件数ゼロを達成しなければなりません。2015年5月、保健省はマリでのメジナ虫病根絶認定へ向けた委員会を発足させています。

1L for 10Lを通じたこれまでの支援によって

2007-2013年までの支援によるプロジェクトの実施期間中、メジナ虫病の発症は2007年の313件から2013年の4件へと減少しています。多くの井戸が新設・修復され、ソーラーパワー式の給水設備も設置されました。同時に住民が給水所を適切に管理・運営するためのトレーニングも実施されました。こうした支援は、特に子どもたちと女性たちをメジナ虫病を含む汚れた水を原因とする病気の危険から守ることに大変貢献しています。

地理

マリ共和国は西アフリカの内陸国で、南部にニジェール川、西部にはセネガル川が貫流。北部にはサハラ砂漠の大地が広がっています。気候は、乾季と雨季の2つに分けられ、乾季は11月頃から5月頃まで、雨季は6月頃から10月頃までです。
地域によって気温、降雨量は大きく異なり、北部の砂漠地帯では降雨量が極めて少なく、一方南部では熱帯性気候で年間降雨量は700mmを超え、昼夜の温度差が大きいのが特徴です。
マリの人口は、比較的気候の穏やかな中央部と南部のニジェール川流域に集中しています。

基本データ

  • 国土面積 : 約124万平方キロメートル(日本の約3.3倍・うち砂漠が65%を占める)
  • 人  口 : 約1,630万人(2012年、UNFPA)
  • 民  族 : バンバラ、プル、マリンケ、トゥアレグなど23民族
  • 宗  教 : イスラム教(80%)その他キリスト教、アニミスト
  • 言  語 : 公用語=フランス語
    その他=バンバラ、フルフルデ、ソンライ、
    タマシェク語などの各民族言語
  • 首  都 : Bamako バマコ(人口約100万人)
  • 時  差 : -9時間(UTC+0)

参考資料:マリ共和国大使館Webサイト(2014年4月現在)

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