[ページの先頭です。]

ページ内を移動するためのリンクです。

[ここから本文です。]

紅茶と暮らし研究所

紅茶と暮らし研究所では、紅茶の力によって
お客様の暮らしをより深く、豊かにするため、
もっと紅茶の力を知り、活かしていくために活動しています。

研究レポート vol.7

紅茶でときめきっ!?紅茶を飲むと、ときめき感up!!

出会いの季節にドキドキ期待を膨らませている方、気になる人との距離を縮めるチャンスにワクワクしている方も多いのではないでしょうか。そんなあなたに朗報です!「紅茶と暮らし研究所」と長岡技術科学大学 中川研究室との共同研究により、紅茶を飲むと、ときめき感up!! という結果が得られました。

研究では、紅茶の香りをかいだり、飲んだりすると、緑茶に比べて異性に対するときめき感を強く誘発することが判明しました。特にこの効果は香りをかいだ時に顕著に表れていて、これまで紅茶の香りをかぐと「何となく気分があがる」と言われていたことが科学的にも証明されたことになります。今回の研究では、普段紅茶をあまり飲まない人に対しても効果が確認されたため、毎日紅茶を飲んでいる人はもちろん、そういえば最近あまり紅茶を飲んでいないな…という方にもおすすめです。

好きな相手に紅茶を飲んでもらうも良し、ご自身が紅茶を飲んでときめき力を上げるも良し。気になる人を誘って2人で紅茶を飲めば、グッと距離が縮まるかも!?
紅茶のチカラを使って、素敵な春にしてみませんか?

実験の様子(イメージ写真)

  • 実際は、男子学生を被験者としています
中川 匡弘教授
長岡技術科学大学
工学部
中川 匡弘教授

実験手順

基準脳波

水での脳波

サンプル(紅茶または緑茶)での脳波

「紅茶のチカラ」による脳の変化とは?

本実験では、長岡技術科学大学の20~35歳の男子学生13名を被験者としました。ときめき画像提示時(イメージ1または2のような画像)の個々の脳波を測定します(ときめき基準脳波)。
その後、サンプル試飲時の脳波を測定し、ときめき基準脳波と比較して、どの程度変動しているかを解析しました。
図1は、水を基準とした場合のときめき感の感性変動率を紅茶と緑茶について比較したものです。感性解析においては、ときめき画像を提示した時の多チャンネルで計測された脳波のフラクタル次元の特徴を分析し、水を飲んだ時の感性を基準として、紅茶や緑茶を飲んだ時にどの程度ときめき感が変動するかを表しています。
この結果から、紅茶は緑茶に比べてときめき感を強く誘発することが分かります。特に、香りを嗅いだときにその効果が顕著であることが分かります。
さらに、香りを嗅いでいるときの脳活動の状態をフラクタル次元の観点から調べたのが図2です。
香り提示時の脳の各部位の活動状態を示しており、赤い部分が多いほど、脳活動が活発であることを示唆しています。
この結果から紅茶緑茶ともに嗅覚に関係する部分(側頭葉)が活性化していますが、
紅茶は緑茶に比べより活性化していることが分かります。つまり、紅茶の方がときめき感が強くでていると言えます。

イメージ1

イメージ2

  • 被験者が自身のときめき感情と合致する画像を選択。
    (実験で使用したものとは異なります。)

図1 水を飲んだ時を基準としたときめき感性変動率

ときめき感の感性変動率[%]

図2 香り提示時の脳断面図

サンプル=紅茶 サンプル=緑茶 活性度

ときめき力って誰でもあがるの?

脳波測定実験を行う前に、事前アンケートを実施しました。被験者は、紅茶を月に数回程度飲む方の割合が高い結果となりました。
今回の実験結果では、紅茶に触れる機会が少ない被験者を含めても、ときめき感情は緑茶に比べて紅茶で高く推移することが認められました。

図3 紅茶試飲頻度調査

紅茶をどのくらいの頻度で飲みますか?

中川教授のカオス・フラクタル解析とは?

ときめきという感性の抽出方法と解析方法について、中川教授は独自のカオス・フラクタル理論を用いて研究しています。その解析手段について概略を説明します。
従来の感性測定方法は、ある感情時の特定の脳波を周波数帯毎に分析し、それを感情と結びつけていました。
例えば、ときめき時の脳波を測定し、帯域制限されたD波が検出されたと仮定すると、D波が検出される=ときめき感情が検出される、という解釈でした。よく知られているのは、α波帯域のスペクトルとリラックスの関係です。
しかしながら、この測定方法は、1つの感情によって引き起こされる多種多様な脳波のごく一部の周波数帯域の成分を取り出して解析しているにすぎません。もし、D波が図4のようにときめき感情だけでなくわくわく感情においても引き起こされる場合、D波の測定結果がどちらの感情に結び付くのか区別できませんでした。また、それらの帯域制限された信号のスペクトル相関を用いた手法も幾つか提案されてきましたが、感性を十分に捉えるには至っていませんでした。そこでD波の様な帯域制限された信号(スペクトル)強度ではなく、脳波のもつ複雑性をフラクタル次元という普遍的な特徴量(時間、振幅のスケーリングに対して普遍)として定量化し、その時空間特性を使用して、特定の感情時の脳波の複雑性と時間変化を測定し、各感性における特徴的な脳波のフラクタル次元パターンを把握し、それをサンプル提示時のパターンと比較しようというのがカオス・フラクタル解析に基づいた感性計測手法です。
多チャンネルで計測された脳波のフラクタル次元ベクトルのパターンが似ているほど、サンプルによって特定の感情が引き出されたと判断されます。さらに、基準となるフラクタル次元の時空間特性よりも特徴が顕著であれば、基準よりも高い感性が発揮されたと判断されます。実際の解析において、中川教授は、高次元のフラクタル次元データを独自に開発した解析手法によって、紅茶によって引き起こされる感性を定量評価しました。
そのなかで際立っていたのがここで取り挙げたときめき感との関連性です。

図4 従来の脳波解析イメージ図

ときめき感情?わくわく感情?

[ここからフッタです。]

先頭へジャンプ