酒・飲料の歴史 日本のビールの歴史 酒・飲料の歴史 日本のビールの歴史

日本のビールの歴史年表

平成元年〜平成18年(1989〜2006)

解説
  • 1989年(平成元年)
  • 酒類販売業免許等取扱要領改正、大型スーパーやディスカウント店でビールが安く購入できるようになる。[6月10日]
  • 多様なビールを少量生産するため、ビール各社競ってミニブルワリーでビールを醸造。販売地域や期間を限定したものが多かった(『朝日新聞』9月23日)。
  • ベルリンの壁崩壊。[11月9日]
  • 1990年(平成2年)
  • キリンビール、「キリン一番搾り生ビール」発売。[3月22日]
  • 大阪で国際花と緑の博覧会開催。[4月1日〜9月30日]
  • 輸入ビール人気急上昇、60か国から1,000銘柄。おしゃれ感覚で買っていく人も(『朝日新聞』7月18日)。
  • コミッショナーの自粛呼びかけにもかかわらず、巨人に続き西武も優勝祝賀会でビールかけを行う(『朝日新聞』9月24日)。
  • 暖冬で歳暮にもビールが売れ、渋谷の東急では歳暮商戦として初めてトップになった(『朝日新聞』12月3日)。
  • 1991年(平成3年)
  • 寶酒造の調査では、女性が自宅で飲んだことがあるのはレモンやピーチ味の酒が多く、恋人と飲みたい酒の香りはローズが一番だった(『朝日新聞』5月15日)。
  • 銀座の20代の働く女性200人にアンケートをとったところ、夏の夜の楽しみは花火43%、ビール25%(『朝日新聞』7月6日)。
  • 低アルコール化志向が進み、ビールやチューハイが人気に(『朝日新聞』11月12日)。
  • ソビエト連邦が解体。[12月25日]
  • プレミアムビール流行
  • 1992年(平成4年)
  • カゴメ、にんじん100%と果汁を加えたジュースを発売、大ヒット。[3月]
  • 1993年(平成5年)
  • Jリーグが開幕。[5月15日]
  • 横浜・みなとみらいにランドマークタワー完成。[7月16日]
  • 1994年(平成6年)
  • 酒税法改正、ビール製造免許基準が年間最低製造数量2,000KL以上から60KL以上に。「地ビール」の誕生へ。[4月1日]
  • 深刻な水不足で、給水制限を経験した総人口が40都道府県の約1,250万人にも達する。1978(昭和53)年を上回る最悪の水道渇水被害に。[8月]
  • 気象庁が「6〜8月は気象庁開設(1875年)以来、観測史上もっとも暑い夏だった」と発表。[9月2日]
  • 全国小売酒販組合中央会、現存の屋外自販機完全撤廃計画を決議。[12月8日]
  • サントリー、発泡酒「ホップス」発売。[10月20日]その後、各社が発泡酒市場に進出
  • 全国のコンビニは約2万8,000軒。売上げは総額約4兆円に。
  • ビールの国内出荷量が史上最高の7,248,515KLを記録。
  • 国民栄養調査の結果、30〜50代の男性の飲酒量が減少していることがわかる。
  • 1995年(平成7年)
  • 阪神・淡路大震災発生。[1月17日]
  • 新潟県の上原酒造が、全国初の地ビール「エチゴビール」を発売する。
  • 東京で連続真夏日37日を記録(気象観測史上101年ぶりに更新)。
  • 1996年(平成8年)
  • 上ぶたに点字で表記をした缶ビールが登場。
  • 東京・大阪・名古屋で炊飯に水道水を使う人45.9%、浄水器を使う人45.4%。[9月]
  • 1997年(平成9年)
  • 容器包装リサイクル法施行。[4月1日]
  • 1998年(平成10年)
  • 長野冬季オリンピック開幕。[2月7日]
  • キリンビール、発泡酒の「麒麟 淡麗〈生〉」発売。350ml缶145円、発売1ヶ月で1億本(350ml缶換算)が売れる。[2月25日]
  • コンビニの缶飲料が値上げ。350mlでそれまでの105円(税込み110円)から115円(同120円)へ。[5月26日]
  • サッカー日本代表、1998FIFAワールドカップ・フランス大会出場(ワールドカップ初出場)。[6月]
  • ファストフードやファミリーレストランで、メニューにカロリー、脂肪分、塩分などを表示する動きが広がる。
  • 「桃の天然水」(JT)、「サプリ」(キリンビバレッジ)などのニアウォーター商品が人気。
  • 1999年(平成11年)
  • サッポロビールの「ブロイ」、キリンビールの「麒麟 淡麗〈生〉」、サントリーの「マグナムドライ」など、発泡酒が大流行。
  • 2000年(平成12年)
  • 雪印乳業集団食中毒事件発生[6月]
  • 携帯電話2人に1人所持。高校生は59%の所持率。月額1万円以上使用する人18.7%。
  • カフェ風やマジックが楽しめるレストランなど、テーマレストランが流行。
  • 2002年(平成14年)
  • サッカーの日韓共催、2002FIFAワールドカップ開催される。[5月]
  • 2003年(平成15年)
  • 酒税法改正。発泡酒の税率が引き上げられる。[5月1日]
  • サッポロビール、麦芽を使わない新ジャンル商品「ドラフトワン」を発売。「第3のビール」と呼ばれ、以後各社も追随。[9月17日]
  • 2005年(平成17年)
  • キリンビール、新ジャンル商品「キリン のどごし〈生〉」発売。[4月6日]
  • この年、ビール・発泡酒・新ジャンル市場に占める新ジャンルの割合が前年の約5%から約15%に。

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