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キリン スリランカフレンドシッププロジェクト レインフォレスト・アライアンス認証取得支援 BIG THANKS TO SRILANKAN TEA

「キリンライブラリー設立」と「レインフォレスト・アライアンス認証取得支援」

日本が輸入している紅茶葉の6割がスリランカ産ですが、実はその約3分の1(※1)が「キリン 午後の紅茶」の原料に使われています。そこで、キリングループでは、地域の持続可能性を高めながら良質な原料を安定的に使用するために、スリランカの紅茶農園が持続可能な農園認証制であるレインフォレスト・アライアンス認証を取得することを支援しています。

※1 財務省の2014年貿易統計からキリン調べの数字です。支援を開始した際は約25%(2011年実績)でした。

プロジェクトの背景を見る

活動報告:2016年

2016年1月11日から1月16日にかけて、支援先農園について3度目の現地訪問をしてきました。今回は4日間で4つの紅茶農園を訪問し、レインフォレスト・アライアンス認証を取得した記念の楯の贈呈と、農園附属の幼稚園へ文具の贈呈を行いました。

(1) マシュケリア・プランテーションのハプガステン農園

コロンボ市内を早朝に発ち、車で5時間程掛けてディンブラのハプガステン農園にやってきました。

この農園はキリンの支援でレインフォレスト・アライアンス認証を取得しています。

農園では除草剤を使わない農業に挑戦をしていて、その成果発表会があり、多くの農園関係者が集まっていました。

具体的には紅茶の木に悪影響を与える雑草のみを手で駆除し、その他の雑草は残すというシンプルな方法です。

ハプガステン農園では一定の成果が上がったとのことでしたが、まだまだ他の農園でのテストはこれからです。

発表会の後は、農園附属の幼稚園を訪問しました。

さっそく幼稚園の先生が色々な写真を見せながら、取り組みを説明してくださいました。

キリンフレンドシッププロジェクトの一環として、幼稚園に文具を贈呈しました。

(2) アパラパサナ・プランテーションのバルモラール農園

バルモラール農園もキリンの支援でレインフォレスト・アライアンス認証の取得をした農園です。

入口にはレインフォレスト・アライアンス認証の規定である農園内の動物を調べた結果の掲示がありました。

レインフォレスト・アライアンスの規定は、農園で使う機械の燃料油や農薬、試薬などの化学物質を施錠の掛る形で隔離保存することを求めています。

この農園でも、燃料倉庫は施錠管理されて、関係者以外は立ち入りできないようになっていました。

また、もし燃料が漏れた場合も、床下に設けられた排出口から貯蔵スペースに流れて周辺を汚さずに油を回収できるようにするなどの工夫がなされていました。

化学物質の管理も、同様に施錠管理されていました。

更に、安全シートが掲示され、安全衛生管理がしっかりと行われていることが分かります。

これらも、全てレインフォレスト・アライアンス認証を取得した際に指導されることなのです。

バルモラール農園でも、付属の幼稚園で文具を進呈してきました。

子供たちの笑顔には癒されますね。

(3) コトガラ・プランテーションのストーニークリフ農園

今回も昨年に引き続き、キリンの支援でレインフォレスト・アライアンス認証を取得したことを示す楯の贈呈式を行いました。

ストーニークリフ農園の入口では、楽団と子供たちの大歓迎を受けました。

子供たちの先導で、贈呈式会場へ入っていきます。

キリンからは、レインフォレスト・アライアンス認証の取得に対するお礼を述べました。

贈呈式には、5つの農園のマネージャーが集まってきてくれました。

式典の後は、当然のようにアフタヌーン・ティーの時間。スリランカの紅茶園では、これが欠かせません。

(4) カハラワッテ・プランテーションのクレイグヘッド農園

クレイグヘッド農園は、今回訪問した農園の中で、唯一これからレインフォレスト・アライアンス認証を取ろうとしている農園です。

大変に美しい農園で、ちょうど茶摘みをしているところでした。

現在は、農園内の住民の生活排水は川にそのまま流れている状態ですが、これを改善する予定になっています。

認証取得に合わせて排水処理場を作り、綺麗な水に戻して川に流す計画です。

ここでも農園附属の幼稚園に文具を贈呈してきました。

子供たちは貰った文具に興味津々です。

さっそく文具を取り出して絵を描き始めてくれました。

この美しい景色の中で、子供たちにすくすくと育ってほしいですね。

 

クレイグヘッド農園の付属幼稚園にて

今回で3度目の訪問となりましたが、レインフォレスト・アライアンス認証を取得することが、危険物の管理や、農園で働く人や農園に住んでいる人の環境改善にもつながっていることが分かりました。
合わせて、キリンの支援でレインフォレスト・アライアンス認証を取得したことを記念する楯の贈呈式や、紅茶園附属の幼稚園への文具進呈なども行いました。現在、キリングループの工場で販売している茶葉商品の売り上げの一部を寄贈文具の購入に充てていますが、今回はこれに加えて、キリン・スクール・チャレンジに参加いただいた学校の学生のみなさんがイベントで物品販売をされた収益の一部も文具購入に充てさせていただきました。

訪問した農園のマネージャー達へのお土産はエコパンダ。どうやら、かなり喜んで頂けたようです。
(左から、ハプガステン農園、バルモラール農園、クレイグヘッド農園)

活動報告:2014年

2014年11月24日~29日に掛けて、支援先農園について2度目の現地訪問をしてきました。今回の訪問では、4日間で4つの紅茶農園を訪問し、特に認証取得済みの紅茶農園には記念の楯を進呈してきました。その中より3つの訪問先についてご報告します。

(1) マシュケリア・プランテーションのストラスフィ農園

まずは、コロンボ市内から車で5時間ほど掛るディンブラのマシュケリア・プランテーションのストラスフィという農園です。

ここはキリンの支援でレインフォレスト・アライアンス認証のトレーニングを行っていますが、普通は6か月程度掛るところを、たった3か月で監査を受ける手前まで来ている優秀な農園でした。

特に重視して対応しているのが土壌流出の対策です。温暖化の影響とも言われていますが、近年、スリランカでも雨季の集中豪雨が激しくなるなどして、紅茶農園の肥沃な土壌が流されてしまうことが大きな問題となっていました。
「土壌の管理と保全」は、レインフォレスト・アライアンス認証の10の原則の中でも独立した原則となっているほど、持続可能な農業では重視されている課題です。レインフォレスト・アライアンスのトレーナーと農園のリーダーたちは、この課題に対して大きな設備投資を行わずに済む方策を考えだしていました。

例えば、根が深く、農地の法面に這うように広がる草を植えることで、雨の時に土手が崩れたり、土が流出するのを防いでいました。

また、水路の中にも低木を植え、ここに溜まった土壌を上部の農地に戻す取り組みをしていました。

この農園では、農園に住む子供たちへの教育にも熱心に取り組んでいました。右に写っているのが子供たちの教育係の女性です。彼女は英語、シンハラ語、タミール語の現地の3つの言葉すべてを話せる特技をいかし、子供たちやその母親たちに、レインフォレスト・アライアンスの10原則を教えていました。

上は、子供たちがその教育の一環として描いた絵です。野生動物を捕獲してはいけないことを示しています。

上の絵は、水を汚してはいけないことを示した絵です。子供たちは、このような絵を描くことで、自然を大切にする意味を理解していきます。

(2) ボガワンタラワ・プランテーションのロイノルン農園とボガワナ農園

ボガワンタラワ・プランテーションのロイノルン農園では、子供たちが屈託のない笑顔を見せてくれました。

運動場で遊んでいた子供たちも、私たちに気づくと手を振ってくれました。

ボガワンタラワ・プランテーションのボガワナ農園では、廃棄物の分別が行われていました。

また、排水についてもろ過されていることが確認されました。

(3) ボガワンタラワ・プランテーションのニューピーコック農園

最後に訪れたのがキャンディーにあるボガワンタラワ・プランテーションのニューピーコック農園です。最近キリンの支援でレインフォレスト・アライアンス認証を取得した農園です。農園内にはレインフォレスト・アライアンスの10の原則を示す看板が立っていました。

ここでは、キリンの支援でレインフォレスト・アライアンス認証を取得したことを示す楯の進呈式を行いました。写真に写っているのは、現地のトレーナーのギリさんです。

そしてキリン側からニューピーコック農園のマネージャーであるセナラセさんに楯の進呈が行われました。

今後、キリンの支援でレインフォレスト・アライアンス認証を取得した農園すべてに楯を進呈する予定です。

 


(左からマシュケリア・プランテーションのゼネラルマネージャーのニーシャンさん、ストラスフィ農園のマネージャーのシーバルさん、中央がレインフォレスト・アライアンス日本市場代表堀内さん、右端は現地のトレーナーギリさん)

今回は2度目の訪問となりましたが、改めてレインフォレスト・アライアンス認証を取得することが、生態系の保存とともに、農園の経営の向上、農園で働く子供たちの教育に寄与することを確認できました。既に、キリンの支援で50以上の農園がトレーニングを開始していますが、今後も引き続き、スリランカの紅茶農園がレインフォレスト・アライアンス認証を取得することを支援していきます。

活動報告:2013年

ヌワラエリアほか、9つの紅茶農園を訪問(12月2日~7日)

2013年12月2日~7日に掛けて、支援先農園を訪問してきました。今回の訪問では、4日間で9つの紅茶農園を訪問しました。その中より3つの訪問先をご報告します。

(1) ボガワンタラワ・プランテーションのロイノルン農園を訪問

まずは、コロンボ国際空港から車で4時間半掛けて到着したヌワラエリアのボガワンタラワ・プランテーションのロイノルンと言う農園です。

ここではキリンからの支援でレインフォレスト・アライアンス認証のトレーニングを行なっていますが、もうすぐ監査を受けるところまで進んでいました。

農園にはレインフォレスト・アライアンス認証の10の原則と紅茶園にいる野生動物の捕獲を禁止する看板が立っていました。

紅茶園の中にある学校の子供たちはとても人懐っこく、私達を見つけると寄ってきて手を振ってくれました。

農園には4600人が住み、その中の900人が農園で働いています。マネージャーはロイノルンをスリランカで一番の農園にしたいと張り切っていました。

一番というのは、経営的にもそうですが、農園に住んでいる人の住環境や子供たちの教育、作業員の安全や農園の生態系保全など、すべての分野においてということでした。

左の写真は、生態系を守るためのルールを分かりやすく農園の方に理解していただけるように、キリンの支援で配布しているポスターです。

(2) ワタワラ・プランテーションのウォルトリム農園を訪問

次に訪れたのはワタワラ・プランテーションのウォルトリム農園。この農園もキリンの支援でレインフォレスト・アライアンス認証のトレーニングを行なっています。

この農園では、太陽熱で温水を作って作業員のシャワーに使ったり、製造工程で出てくる紅茶葉の粉を固形燃料化してボイラーの燃料に使うなど、自然エネルギーを活用していました。また、認証基準に従って紅茶園の中や周辺に自然林を残しているので、レパード(ヒョウ)を初めとした多くの動物達が生息しているとのことでした。

(3) エルピティヤ・プランテーションのメデコンブラ農園を訪問

最後が エルピティヤ・プランテーションのメデコンブラ農園。ちょうど、トレーナーのギリさんが、監査前の最終講習を行なっている所でした。農園のリーダーたちが熱心に聞き入り、活発な質問も飛んでいました。

キリンが支援して作った生態系に配慮した農業のためのポスターに熱心に見入っているリーダーたちが印象的でした。

今回の訪問では、4日間で9つの紅茶園を訪問しました。その結果、レインフォレスト・アライアンス認証を取得することで、確実に農園の経営が向上し、生態系の保全が進むとともに、農園で生活したり働いたりする人の生活レベルが向上していることを確認することができました。キリンでは、2014年もスリランカの紅茶園がレインフォレスト・アライアンス認証を取得することを継続して支援していきます。(写真:中央左が現地のトレーナーギリさん、中央右がレインフォレスト・アライアンス日本市場代表堀内さん、左右はキリンの担当者)

プロジェクトの背景

ずっと保ち続けることができる生態系の実現をめざして

自然の恵みを原料として、商品やサービスを提供しているキリングループにとって、生態系の保全は重要な課題です。原料の生産地の生態系のバランスを損なわないこと、また、その生産農園の生産体制、労働環境の向上に寄与する支援も、飲料メーカーとしては重要な取り組みであると考えています。

日本に輸入されるスリランカ紅茶葉の約3分の1※2が「キリン 午後の紅茶」に使われています。そこで、キリングループでは、スリランカにおける紅茶農園の持続可能性や生態系保全への対応状況の調査を進めてきました。その結果、調達先紅茶農園の約4割が生物多様性に寄与する各種認証を得ていることが分かりました。

※2 財務省の2014年貿易統計からキリン調べの数字です。支援を開始した際は約25%(株式会社マーケティング研究所調べ2011年実績)でした。

従業員の生活や教育環境を向上させる紅茶農園の付加価値とは

国際的な認証を得た紅茶農園は、環境面や社会面できちんと配慮していることが信頼できる第三者から認められたことになり、付加価値が高まります。そしてその生産物がより選ばれるようになれば、そこで働く人々の生活環境や、子どもたちの教育環境の向上にもつながります。

しかし調査によって、認証取得ができるのは、比較的資金に余裕のある農園に限られていることも分かりました。このため、将来的に地域全体で農園の持続性が向上し、持続可能な原材料が自由に使用できることを目指して、意欲の高い農園に対し、認証取得の支援をしていくことにしました。

そのファーストステップとして、これまで農園に付属する学校向けに行ってきた図書寄贈活動でつながりのある紅茶農園を中心に候補先を決め、米国に本部を置く非営利の団体「レインフォレスト・アライアンス」と協働で認証取得の支援を開始しています。

キリングループ 生物多様性保全宣言


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