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あらためて、なぜ「氷結®」

氷結®商品写真

2001年に販売を開始した「氷結®」シリーズは、人気の定番ブランドとなりました。缶入り低アルコール飲料※1の代名詞ともなった「氷結®」ですが、ネーミングの由来をご存じない方も多いのではないでしょうか。

※1 ビール・発泡酒・新ジャンルを除くアルコール度数10%未満の酒類全般は、一般に「低アルコール飲料」と言われています。主に、果汁や炭酸入りのチューハイやサワー、カクテル、水割りウイスキー、梅酒などが対象となります。アルコール度数や原料について、酒税法上「低アルコール飲料」の規定は特にありません。

搾った果汁を濃縮せずに「氷結」して使っています

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果汁を濃縮せずに「氷結」

「氷結®」というブランド名は、使用している「氷結®ストレート果汁」から来ています。
加工食品で一般に広く使われている果汁は「濃縮還元果汁」。搾汁後、水分を飛ばして体積を5~10分の1まで小さくすることで、輸送などの効率が上がります。
これに対し、「氷結®ストレート果汁」は、収穫した果実を搾汁して凍結するシンプルな工程です(水分は飛ばしません)。

くだものの個性へのこだわりが「氷結®ストレート果汁」に

果実のおいしさへのこだわり

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「氷結®ストレート果汁」は、果汁をそのまま凍結しているので、くだものの水分を含めたおいしさをそのまま味わうことができるのが魅力です。「麦のおいしいところだけを搾る一番搾り製法」にこだわるように、「丁寧に茶葉から淹れる紅茶」にこだわるように、「氷結®」では「果実のおいしさ」にこだわりました。

「果実」はお酒の定番フレーバー

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米国の小説家レイモンド・チャンドラーの代表作「ロング・グッドバイ」では、印象的なモチーフとなっているカクテル「ギムレット※2」について、ライム・ジュースへのこだわりが語られるくだりがあるように、「果実」のフレーバーは嗜好飲料であるお酒の大切な要素です。ライトなテイストで飲みやすく、軽い酔いごこちが楽しめるのが低アルコール飲料の魅力。中でもレモンとグレープフルーツは幅広い層からの圧倒的な人気を誇るフレーバーです。

※2 ジンとライムジュースをシェイクしたショートカクテル。1890年頃、イギリス海軍の軍医ギムレット卿が、ジンをライムジュースで薄めて飲むことを提唱したことがはじまりとされている。

ストレート果汁で「氷結®」を

じつは「氷結®」の誕生には、キリンの洋酒の専門家、ソフトドリンクの専門家、ビールの専門家の綜合力がありました。開発当時一般的だった焼酎ではなくすっきりとしたウォッカを、香料主体のフレーバリングではなく果実のおいしさがあふれる「ストレート果汁」を選び、そしてスタイリッシュとはいえなかった「缶入りチューハイ」のイメージをカジュアルで現代的な「低アルコール飲料」に生まれ変わらせる力となりました。

東北産のりんご果汁を例に、氷結®ストレート果汁をご紹介します

氷結®ストレート果汁のふるさとを訪ねて氷結®ストレート果汁のふるさとを訪ねて

旬
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4代続くりんご農家の鈴木さん、ご自宅もりんごの樹にぐるりと囲まれています

アップルヌーヴォー商品写真

「キリン 氷結® アップルヌーヴォー<期間限定>」などに使用している、東北産りんごのふるさとを訪ねて、山形県朝日町のりんご農家、鈴木果樹園にお邪魔しました。山形県のほぼ中央部に位置する朝日町は、白鷹山と朝日岳に懐かれ、中央を流れる最上川に沿って、なだらかで日当たりのよい河岸段丘が扇状に広がっています。最上川から立ちのぼる朝霧が寒暖の差を生み、農林水産省の「日本の棚田百選」に認定される美しい棚田や様々な品種のリンゴ園を育んできました。日当たりのよさを生かして、ふじの「無袋栽培」を始めたことでも有名な、りんごの名産地です。

りんご

日本では、りんごはほぼすべてが生食用、つまり果物(くだもの)として食べるために生産されます。追求されるのは「量より質」、おいしさや形、色づき、大きさなど、あらゆる面で「完璧な」りんごを収穫するための努力が積み重ねられています。

働き盛りのりんごの樹づくり

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樹の形を見ながら、良い枝を残して剪定します

まずは樹のかたち、これは樹勢(じゅせい)と言って、樹木の生命力が表れるのだそうです。樹勢は強すぎても、弱すぎても、りんごはうまく育ちません。雪の残る季節から一本ずつ樹木の状態を調べ、果実によく日のあたるしっかりとした枝を残して剪定します。

中心花だけを残します

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花開いている「中心花」だけを残して摘花します

りんごは5、6個の花がひとかたまりに咲くのですが、中でも最初に花開く「中心花」だけを残して摘花を行います。その中心花に対して、人の手や、みつばちを使った受粉が行われていきます。

ひとつひとつ丁寧に

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まんべんなく日光が当たるように、りんごの向きを変えます

受粉した中心花は中心果となり、再び摘果が行われます。大きくなる時に枝にあたって形が整わないことや、日光の当たり方に偏りが出ることが予想されるからだそうです。こうして残すべき中心果にしっかり栄養が届き、ときどきはひとつひとつ人手でくるりと向きを変えることでまんべんなく日が当てられ、りんごの色や形、おいしさが「完璧」に向かって整えられていくのです。

生食用にていねいに育てられたりんごですが

すこし小さい、形が不均整、じくが取れてしまったりんご

生食用に、選びぬき、ひとつひとつがていねいに育てられたりんごですが、選果場で商品としての最後の選抜が待っています。少し小さい、形が不均整、じくが取れてしまった・・・そうしたりんごは、果汁などの加工用へと別けられていくのです。味も風味もしっかりと育まれた上質のりんごを「氷結®ストレート果汁」として使えるのは、こうした日本の高度な農業があってこそということが、今回の訪問でとてもよくわかりました。

つくり手から受け渡される「おいしさの追求」

氷結®ストレート果汁ができるまで氷結®ストレート果汁ができるまで

果汁製造工場では、旬のおいしさを逃さないため、続々と届く果物を直ちに果汁に加工していきます。スピードだけではありません。ひとつひとつの加工工程の細部で、旬のおいしさを損なわないように数々の工夫が重ねられています。

洗浄

届いたりんごから不良果を取り除き、ブラシできれいに洗います。

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人の目と手でていねいに選別します

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ブラシの廊下できれいに洗浄

搾汁
酸化を抑えます

りんごは破砕された瞬間から空気に触れると酵素の働きで表面が褐変し始めます。 お家でも切ったりんごにレモン汁をかけるのと同じ要領で、破砕時にビタミンCを添加します。これ以降、搾られたりんご果汁は徹底的に空気から遮断され、酸化を防ぎます。
また、空気と触れさせないだけでなく、熱をかけないように細心の注意を払い、酸化を抑えます。

濃縮しません

氷結®で使われるりんご果汁はストレート果汁。
通常の果汁の加工では、容積を減らして輸送を効率化するために、果汁の水分を取り除いて、濃縮します。しかし、ストレート果汁は濃縮しないので、水分に含まれる風味が失われることがありません。

ストレート果汁の図 ストレート果汁ならではの香味です。

ラインを流れる果汁。
切ったばかりのりんごのほのかな黄色味。

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濃縮果汁の場合…

5~10分の1まで水分をとばし、濃縮します。
香りなど、水分とともに失われる成分があります。

濃縮果汁の図
熱は最小限に

くだものの風味を損なわないように高性能な膜で除菌し、熱をかけた殺菌は行いません。

凍結

果汁は、無菌室で酸化を防ぐ効果のある袋に充填され、出荷用のドラムごと冷凍倉庫で急速凍結されます。

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洗練された輝き

褐変していない 透明 香りや味わいが豊か

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こうして出来た「氷結®ストレート果汁」は、驚くほどキラキラと輝き、これまで見たことのないほどクリア(色がなく透明)に見えました。天然石であるダイヤモンドには、カラー(無色であること)や、クラリティー(透明であること)という品質を表す基準があるそうですが、果汁にも当てはまりそうだと思ったほどです。自然の恵みを育み、それをできるだけ損なわないように洗練し磨き上げたものだけが持つ輝きではないでしょうか。

くだものの美味しさにこだわり続ける氷結®

レモン グレープフルーツ もも グリーンアップル ウメ

氷結®は2001年の発売時からストレート果汁を使いました。それは洗練されたスッキリとした味わいを実現するために、くだものの風味が必要だと考えたから。たとえるならば、ジャムではなく生のくだものの風味です。ストレート果汁には、こんな氷結®のコンセプトが最高に発揮されているのです。

氷結®商品写真

キリン品質の「おいしさの追求」、それは生産農家の丹精、原料加工パートナーのものづくりへのこだわりから受け渡され、キリンがお客様にお届けする品質です。

キリン品質のこだわり「おいしさの追求」

自然の恵みを受けた原材料を生かし、長年の経験と最新の技術の融合により、キリンにしかできない製法でおいしさをお届けします

※最後までお読みいただきありがとうございました。
登場する人物の画像、プロフィールなどは、取材当時の情報です。

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