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驚きの効果の数々 「白湯」は最強のデトックス・ドリンクだった!?

「白湯(さゆ)を飲むと健康にいい」という噂、最近あちこちで耳にしませんか? 今、美容や健康のために、白湯を習慣的に飲んでいる人が男女を問わず増えているといわれています。

でも、水を沸かしただけのお湯に、どうして健康効果があるとされているの? 医学博士であり、「世界最古の医学」といわれるアーユルヴェーダの認定医でもある蓮村誠先生に、白湯の効果について教えてもらいました。

今すぐ取り入れたい! こんなにたくさんのメリットが

「白湯を飲むと腸内の未消化物や老廃物が体外へ押し流されます。つまり、体内をきれいに掃除してくれる効果があるのです。また、白湯の熱によって胃腸の働きが高まるので、代謝の基礎となる消化力を取り戻すこともできますよ」
(蓮村先生 以下同)

温かいお湯で手や体を洗うと、汚れがきちんと落ちて気持ちいいですよね。それと同じで、白湯を体内に流し込むと内臓の汚れ(毒素)が洗い流されるそう。さらに、熱の力で体全体の代謝もアップするため、浄化・解毒しやすい体に生まれ変わることができるのだとか。

そして、毎朝コップ1杯の白湯を飲み続けると、体内がデトックスされ、次のようなメリットがもたらされるといいます。

吹き出物が減って肌がきれいになる
余分な体重が落ちて体が軽くなる
便秘が改善され、お通じがスムーズになる
冷え性が治る


ゆっくりとすするように飲むのがコツ!

では、沸かしたお湯をただゴクゴク飲めばいいのかというと......そう単純な話でもないようです。

「体を温めるによいとされている白湯の最適な温度は50~60℃です。一気に飲むのではなく、内臓をじんわりと温めるようなイメージで、ゆっくりすするように飲みましょう。カップ一杯分(約150cc)を5~10分くらいかけて少しずつ飲むことで胃腸が徐々に温まり、たまっていた老廃物が外に押し流されやすくなります」

ちなみに、3000年以上ともいわれる長い歴史を持つアーユルヴェーダの世界において、白湯は特別な飲みものだと考えられており、白湯の作り方にも決まりがあるのだそうです。

「人間の体を含め、自然界にはヴァータ(風)、ピッタ(火)、カパ(水)という3つのエネルギーがあり、そのバランスが整っている状態が理想であると考えられています。3つのエネルギーを整える白湯の作り方は以下のとおりです」


1. 鍋に水を入れ、蓋をして強火にかける。このとき換気扇も回す。


2. 沸騰したら蓋を取り、大きな泡がブクブク立っているくらいの火加減にして10~15分間沸かし続ける。


3. 火を止め白湯をコップに移し、飲める熱さまで冷ましてからゆっくりとすするように飲む。


「水」を「火」にかけ、よく沸かすことで「風」のエネルギーが入り込み、3つの質のバランスがちょうどよく整うのだそうです。ちなみに、お手軽に電気ケトルで沸騰させた白湯ではダメでしょうか?

「しっかり沸かさないとヴァータ(風)の質が増えず、十分な軽さと浄化力をもつ白湯になりません。電気ケトルのように100℃になったら止まってしまう白湯では、正しい作り方の白湯よりも浄化効果が劣るでしょう」

蓮村先生によれば、電気ケトルの白湯は体に"つまる"感じがするため、飲み慣れている人であれば味の違いもすぐにわかるのだとか。

ところで、一口に水といっても、軟水から硬水までさまざまですが、白湯として飲み続けるなら、どんな水がベスト?

「日本人は軟水を飲み慣れているので、軟水ですね。軟水でもできるだけ、日本の水を沸かして飲むのがよいでしょう。自分が住む地域の水を飲むことは、体にとって大切であるとアーユルヴェーダでも考えられています」

手軽でリーズナブル、健康にもいいことづくしの白湯。夏の疲れが体に残っている人は、今日から早速、白湯生活を始めてみませんか?



取材先のご紹介

蓮村 誠

東京慈恵会医科大学卒業、医学博士。マハリシ南青山プライムクリニック院長。著書に『病気にならない「白湯」健康法』(PHP文庫)、『ありのままの自分を磨く』(春秋社)など多数。

 

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