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環境活動・トピックス

2016年7月21日

キリンの節水活動事例紹介(キリンビール神戸工場の取り組み)

キリンビールの用水源単位の推移

キリンビールの用水源単位の推移
キリンビール神戸工場の用水源単位(2015年実績)

キリンビール全体の用水原単位(用水使用量/製品製造量)は2015年実績で4.9m3/kLと1990年10.4m3/kLと比べて半分以下となっています。その中でも、キリンビール神戸工場は用水原単位3.5m3/kLを実現しており、業界トップレベルの節水技術を保有する工場です。

神戸工場は1997年5月に操業を開始しましたが、節水を考慮して配管やタンクの洗浄工程で使用した洗浄水を複数回にわたり再利用できる「用水のカスケードシステム」(下図参照)が導入されていました。しかし、実際に運用を始めると回収できる水の量と使用する水の量のバランスや回収と使用のタイミングを合わせるのが難しく、用水原単位は6.0m3/kLを超え、従来の工場とそれほど変わらない実績しか出せませんでした。

タンク洗浄でのリンス水のカスケード利用

タンク洗浄でのリンス水のカスケード利用

一般的な利用

一般的な利用

カスケード利用

カスケード利用

そこで、1日に何十回とある洗浄工程のタイミングや洗浄水量を徹底的に調査して洗浄工程そのものを見直す取り組みを開始しました。洗浄工程では確実に洗浄できていることを確認し保証することが必要です。そのため品質保証のメンバーを交えて組織化し、工場全体で取り組みを進めました。このような工夫の結果、2006年には用水原単位が4.0m3/kLに届くところまで節水できるようになってきました。

キリンビール神戸工場 キリンビール神戸工場
分科会の様子 分科会の様子
中水高度設備 中水高度設備
設備を説明する神崎工場長 設備を説明する神崎工場長

神戸工場では、さらにイオンレベルで不純物をろ過し水以外の不純物は透過しない逆浸透膜を使った高度用水処理設備を2010年に導入しました。この設備の導入により、これまで利用できなかった水も再利用できるようになり、導入年度の2010年に3.9m3/kLを達成し、その後も改善を加え、現在では3.5m3/kLの用水原単位を達成しています。

神戸工場の中水高度処理設備

神戸工場の中水高度処理設備

これらの節水技術はキリングループ間で共有化され、グループ全体での継続した節水活動に繋がっています。

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