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環境活動・トピックス

2015年7月17日

お客様満足と地球環境への貢献を
両立した最軽量のカートンです。
~スマートカットカートンの開発~

R&D本部 パッケージング技術研究所
曾田 裕佑(容器開発グループ) — 2010年 入社 —

私にとっての“お客様”とは?
あらゆる“お客様”に満足していただけるよう開発しました。

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今回の「スマートカットカートン」は、カートンの四隅を切り落として側面を8面構造にした従来の「コーナーカットカートン」の技術を基に、軽量化に加え、蓋の口径を小さくした204径缶の肩にできる空間に合わせカートン長側面上部の角を切り落とした形状にしたものです。

王子コンテナー社と共同開発を行い、共同意匠を取得しました。

一般に、キリンのお客様というと店頭で商品を購入してくださるお客様を思い浮かべますが、多くの商品は物流業者や卸、量販店といった様々な“お客様”を通じて販売されています。 軽量化により地球環境に貢献しつつ、商品に係るあらゆる“お客様”に満足していただけるよう開発したのが、この「スマートカットカートン」です。

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軽量化における課題の一つは、梅雨時期を代表とする多湿期の外観品質への影響です。「スマートカットカートン」はその形状から従来カートンと比較し段積時の外観品質に優位性があります。2014年に実施した出荷テストでは特に湿度の高い地域・時期に検証を行い、その効果を確認しました。

強度面については、購入いただいたお客様のお取り扱いに限らず、トラックへの積付けなど流通工程でのお取り扱いも想定して評価を実施しました。試作品のミシン目の寸法や内寸を変えるなど細かな修正を重ねながら試験を行い、軽量化しつつも従来カートンと同等の強度がしっかり保たれていることを確認しました。

また、店頭のお客様を想定したユーザビリティー評価も何度も行いました。特に女性のお客様から「両手で持った時、カートンの長側面上部の角が面になったのでお腹に当たらず痛くない。」「お店で積まれているカートンを持ち上げる時、取り出しやすい。」という評価を得ました。

さらに、製造現場での取り扱い易さも特徴です。工場設備の改造や型替えが少なくなるよう、カートンの仕様はデザイン段階で決めず数タイプの試作品を工場に持ち込み、実際のラインで組み立て、何度も修正を加えながらトライ&エラーを繰り返して、仕様を決定しました。

「スマートカットカートン」の開発により、CO2の排出量を年間2,000トン削減。 カートンは、様々な“お客様”にお取り扱いいただくパッケージです。 今後も、“お客様”の満足と地球の環境に貢献できる容器の開発に取り組んでいきます。

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