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女性の活躍推進 キリン・ウィメンズネットワーク(KWN)

2006年10月に「キリン版ポジティブアクション」を制定。その第一歩として女性の活躍とネットワークづくりを積極的に支援するための社内組織「キリンウイメンズネットワーク(略称:KWN)」を発足させました。会社として女性活躍の機会・環境を整備するトップダウンの取り組み、女性の自己成長やキャリアを支援するボトムアップの取り組みの両輪で活動を続けています。

また、2014年からは女性活躍推進長期計画「KWN2021」を策定し、女性リーダーの目標数を定め、計画的に女性社員が育成され活躍できている組織風土の実現を目指しています。

女性活躍推進長期計画 「KWN2021」

ありたい姿

「女性社員が仕事と生活それぞれが充実する働き方を実現し、
自己成長と会社貢献をしながらキャリア形成できる組織風土の実現」

方針

目標数と育成方針を掲げ、トップダウンとボトムアップの両輪で取り組みを行う。

方針① 女性リーダーを3倍にする

  • 女性リーダー 女性リーダーは管理職と総合職の役職者を含みます。
  2013年 2021年
人数 100人 300人
比率 4.2% 12.0%

方針② 「前倒し」で育成する
一人一人の個性を見ながら、さまざまなタイミングで起こるライフイベントの前に仕事経験や成功体験を積み、得意領域を作ることができるように育成する。

取組み

トップダウン ボトムアップ 組織風土キャリア支援 制度環境整備

【トップダウン】機会提供・環境整備

  • トップのコミットメント「社長メッセージ」
  • 女性リーダー目標数と育成方針の策定「KWN2021」
  • 採用・配属・異動による計画的育成
  • 働き甲斐がある環境、制度の整備
  • リーダーに対する「女性メンバーのキャリア支援研修」

【ボトムアップ】女性のキャリア支援、組織風土改革

キリンウィメンズネットワーク活動

  • 女性社員キャリア支援
    ~若手、育児休職中、技術系など多様な属性別に実施
  • 次世代女性リーダー研修 「キリンウィメンズカレッジ」
  • 地域でのKWN推進委員による多様性・女性活躍推進活動
  • 若手社員をサポートする「メンタリング制度」
  • KWN推進委員による役員への提言

女性リーダー・女性役員人数について

数値目標を掲げ、計画的な女性社員の採用・育成・配置を行ってきた結果、2014年4月時点の女性リーダーは110名(4.6%)にまで上昇しました。また2013年には社外取締役に女性を2名登用、2014年には初の女性執行役員が誕生しました。その他にもグループ会社の社長や営業部門の支社長、支店長として女性が活躍しています。

女性リーダー数の推移データ

図:女性リーダー数の推移データ
  • 女性リーダーは管理職と総合職の役職者を含む

2014年時点での女性役員人数データ

キリン(株)社外取締役 2名
キリン(株)執行役員 1名

継続的な取り組み

女性の活動を推進するプロジェクト「キリン・ウィメンズネットワーク」から役員への提言

写真:女性の活動を推進するプロジェクト「キリン・ウィメンズネットワーク」から役員への提言

女性の活躍を推進するプロジェクト「キリンウィメンズネットワーク」のメンバーから役員に対して直接提言を伝える場を設けています。女性社員の現状をリアルに伝えるとともに、女性がさらに活躍するために必要と思われるしくみや制度について提言しています。これにより、よりスピード感をもって制度や風土改革に取り組むことができ、実際に、配偶者の転勤や自己啓発のための留学を目的としたワーク・ライフ・バランスサポート休業制度や、出産や介護を理由に退職した社員の再雇用のためのキャリア・リターン制度などを導入しています。

各地で女性活躍や多様性を推進する「KWN地域会」

写真:各地で女性活躍や多様性を推進する「KWN地域会」

地域毎に異なる課題の解決を図るために、地域主体の活動を大事にしています。従業員がキャリアを振り返り新たな気づきを得るための交流会や、社内外の男女ロールモデルの講演会などを実施し、多様な人が活躍できる組織風土の醸成に努めています。

女性社員向け「キャリアワークショップ(研修)」

写真:女性社員向け「キャリアワークショップ(研修)」

若手女性社員が将来リーダーになることを考え、公私ともにどう充実したキャリアを歩むのか考える場として研修を実施しています。
2014年は女性メンバーと直属上司合わせて500人が参加し「前倒しのキャリア」をどう歩むべきか、気づきを得る機会を提供しています。

リーダー向け「女性メンバーのキャリア支援研修」

写真:リーダー向け「女性メンバーのキャリア支援研修」

リーダーが女性特有の事情を踏まえたキャリア開発の知見を得、メンバーの育成に貢献するために研修を実施しています。2014年からは女性メンバーのキャリア研修にリーダーも共に出席することで、メンバーと同じ言葉でキャリアを考える環境づくりに取り組んでいます。

女性リーダー育成研修「キリンウィメンズカレッジ」

写真:女性リーダー育成研修「キリンウィメンズカレッジ」

キリンウィメンズカレッジはリーダー育成とビジネスリテラシーを備えた女性社員の育成を目的とした2日間×5カ月間の選抜型研修です。2009年からスタートし、これまで148名の女性社員が受講しています。研修修了後には新たな職域にチャレンジしたり、実際にリーダーとなり活躍している女性も増えています。2013年は女性リーダー育成にさらに力を入れ、研修を実践に生かせるようOJTに組み込み、研修終了後の半年後にフォローアップ研修を行うことで育成の進捗を把握しています。

メンタリングプログラムの実施

写真:メンタリングプログラムの実施

キリングループのメンタリングプログラムは①女性リーダーがさらに上の経営に携わる意欲を醸成する②女性総合職へのキャリア支援の2つを目的として段階的かつ発展的に進めています。キャリアビジョンが描けない理由として挙げられているロールモデルの不在や、周囲に相談できる人の不足への対応として、女性リーダーには役員を、女性総合職には女性リーダーをメンターにつけ1対1の関係を作っています。これまで150名が受け、メンタリングによって新たな気付きや心的サポートを受けるだけではなく、具体的に継続就業や管理職意向の向上に繋がっています。

育児休職者フォーラム

写真:育児休職者フォーラム

育児休職者が安心して復帰できるために、復帰前個別面談のほかに「育児休職者フォーラム」を実施しています。先輩女性社員や育児中メンバーを持つリーダーとの対話により不安を払拭し、また働くママとしての心構えやキャリアについて考える場をつくることで、スムーズで安心な職場復帰につながっています。

女性のエンパワーメント原則

キリンホールディングスは女性活躍推進とCSVへの取り組みの一環として、「女性のエンパワーメント※1原則(Women's Empowerment Principles(以下WEPs))~平等はビジネス向上の鍵~」に2012年12月に署名をしました。WEPsとは、世界500社以上の民間企業と、国連機関のUN Women※2と国連グローバル・コンパクト※3による男女平等と女性のエンパワーメントを促進する取り組みです。

※1女性のエンパワーメント:女性が個人としても、社会集団としても意思決定過程に参画し、自律的な力をつけて発揮すること。
※2UN Women(国連婦人開発基金):ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関。
※3国連グローバル・コンパクト(UNGC):1999年の世界経済フォーラム(ダボス会議)においてコフィー・アナン国連事務総長(当時)が企業を中心とした様々な団体に提唱したイニシアチブ。「人権」・「労働」・「環境」・「腐敗防止」の4分野・10原則を軸に活動を展開。

キリンホールディングス「女性の活躍推進」

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