[ページの先頭です。]

ページ内を移動するためのリンクです。

[ここから本文です。]

キリンなるほど研究所

キリンなるほど研究所トップに戻る

ペットボトルにいろいろな種類がある理由

ペットボトルは、充填される飲料の性質と充填方法によって、ボトルに求められる性能が異なります。そのため、形状や強度など異なる性能をもつ、様々なペットボトルが存在しています。

  • 耐圧用ペットボトル(炭酸飲料など)
  • 耐熱用ペットボトル(果汁飲料、スポーツドリンク、お茶飲料など)
  • 無菌充填用ペットボトル(ミルク入り紅茶飲料、 お茶飲料など)

耐圧用ペットボトル(炭酸飲料など)

炭酸飲料用のペットボトルは、丸くて凹凸が少なく、厚めで固く、口部は透明。これは、炭酸ガスの内圧に耐え、ボトルの変形を防止するためです。

耐圧用ペットボトルの特徴

容器に求められる性能 炭酸ガスの内圧に耐えられる
工夫のポイント
  • 容器を円筒状にし、内圧を均等に受ける
  • 一定の厚みをもたせる
外観状の特徴 耐圧用ペットボトルは、丸い筒状の形だけでなく、底の形にも特徴があります。
5つの半球状の突起があり、花びらのようにも見えるので、「ペタロイド」と呼ぶこともあります。これはガス圧に耐えるためには理想的な形状で、半球体を用いて自立できるように工夫しています。

耐熱用ペットボトル(果汁飲料、スポーツドリンク、お茶飲料など)

果汁飲料用のペットボトルは厚くて固め。丸型や角型がありますが、胴部には凹凸があり口部は白色。高温充填による熱に耐えボトルの変形を防止するためです。

耐熱用ペットボトルの特徴

容器に求められる性能 充填時の高温に耐えられる
内容物の温度低下に伴う体積収縮(減圧)に耐えられる
工夫のポイント
  • あらかじめ熱をかけ結晶化させる
  • 減圧を吸収させる構造をもたせる
外観状の特徴 果汁飲料用では、高温で殺菌しそのまま充填する場合、口部のPET樹脂を白く結晶化させ耐熱性をもたせることで、充填時の高温に耐えられるようにしています。
また、ラベルを剥がすと胴部はやや曇っていますが、これはわずかだけ結晶化させているためです。ボトル側面には凹凸構造があり、これを「減圧吸収パネル」と呼びます。
中味液が冷却されると体積が縮むため減圧されますが、このとき、容器への圧力を凹凸構造で吸収し、ボトルがいびつに変形するのを防いでいます。開栓すると凹凸構造が元 に戻ることで、ボトルの内容積も元に戻るので、液面が下がります。

無菌充填用ペットボトル(ミルク入り紅茶飲料、お茶飲料など)

無菌充填用のボトルは薄く軟らかく、いろいろな形があり、口部は透明。常温で充填し、ガス圧も無いことから、薄くて軽いペットボトルをつくることができます。

無菌充填用ペットボトルの特徴

容器に求められる性能 省資源のための軽量化
工夫のポイント
  • 容器を薄く軽くする一方で、強度を保つ構造
外観状の特徴 軽くて省資源な無菌充填用ペットボトルですが、薄くつくることと強度は、相反する関係になります。そのため、輸送保管で積み上げたり、コップに注いだりする時に必要な強度や持ちやすさを確保するために、溝やくぼみの入れ方を工夫しています。

無菌充填ペットボトルを薄く・軽くできる理由

 

[ここからフッタです。]

ページトップへ

先頭へジャンプ