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素材の力を引き出す

健康

麦芽やホップはもちろんのこと、新たな素材にも目を向け、素材の力を最大限に引き出す研究に取り組んでいます。カマンベールチーズに含まれる成分のアルツハイマー病予防効果、しじみに含まれる「オルニチン」の疲労感改善効果、焙煎大麦の血流量増加効果など、数々の研究を通じて、日々の健康を支える飲みものをつくりだしていきます。

麹菌に含まれる成分が肌の潤いを保つ

私たちは、健康維持に重要な働きをする「免疫」や、近年急速に解明が進んでいる「脳」を重点領域として研究を進めています。免疫に関する長年の研究の一成果として、味噌や酒類など日本の伝統的な発酵食品の製造に欠かせない麹菌の中に、免疫細胞を制御する成分である14-デヒドロエルゴステロール(14-DHE)を発見しました。また、この14-DHEに、免疫反応のひとつである炎症を抑える効果をもつ可能性を見出しました。
「杜氏の手はきれい」と言われます。麹菌を蒸した米と混ぜるのは杜氏が行うため、私たちは、14-DHEには肌をきれいに保つ力があるのではないかと考えました。そこで、14-DHEを濃縮した麹エキスを食べ続けた人と、食べなかった人の肌の状態を比較してみたところ、麹エキスを食べていた人の肌の方が潤っていることが示されました。この研究成果は2017年に、抗加齢医学会で優秀演題賞、日本生物工学会でトピックス賞の2つを受賞しました。

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カマンベールチーズに含まれる成分がアルツハイマー病の原因物質沈着を抑制

私たちは東京大学と共同で、カマンベールチーズの摂取がアルツハイマー病の予防効果を示すことをモデルマウスを用いた試験で確認し、アルツハイマー病の原因物質とされる脳内のアミロイドβの沈着を抑える成分2つをカマンベールチーズから見つけました。
チーズなどの発酵乳製品を摂取することにより、老後の認知機能低下が予防されることは、疫学の分野で報告されています。しかし、認知症の予防効果のメカニズムや有効成分はわかっていませんでした。アルツハイマー病モデルマウスを用いて評価を行ったところ、カマンベールチーズの摂取により脳内のアミロイドβの沈着が抑制され、オレイン酸アミドとデヒドロエルゴステロールが有効成分であるという結果が得られました。
発見した成分以外にも発酵過程で生じる有効成分があると思われ、乳製品と認知症予防に関して私たちはこれからも解明を進めていきます。 

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しじみに含まれる「オルニチン」について

キリングループの協和発酵バイオは、50年以上前に、世界で初めてアミノ酸を発酵法によって大量につくり出すことに成功しました。その一つが、人間の体内にも含まれているアミノ酸の一種で、「しじみ」に豊富に含まれている健康成分「オルニチン」です。
オルニチンの元気パワーは、しじみ汁などの伝統食を通じ、古くから日本人の知恵として生活に取り入れられてきました。私たちは、その健康に関連する様々な研究を続けています。古くから体によい食品として知られているしじみですが、その有用性やメカニズムを科学的に解明することにより、新しい飲料づくりへの可能性を広げています。

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