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[食領域]

日本国内ワイン市場活況、消費数量は10年間で1.5倍に

~チリワイン輸入量は過去最高、3年連続1位に~

  • その他

2018年6月29日

メルシャン株式会社

消費数量は10年間で約1.5倍に※1

  • 2016年の消費数量は、前年を下回ったものの、2006年比では約1.5倍に拡大しています。赤ワインの爆発的人気により大きな消費を生んだ第6次ワインブームの消費数量を超えて拡大中です。

課税(出荷)数量も10年間で約1.6倍に※2

  • 2017年課税(出荷)数量は、前年を+3.3%上回りました。10年前と比較すると約1.6倍に拡大しました。

スティルワインの輸入数量、チリワインが過去最高を更新し、3年連続第一位に※3

  • 2017年のチリワインの輸入数量は約5.6万KLで、3年連続で国別輸入数量第一位となり、過去最高を更新しました。
  • 輸入ワイン全体に占める構成比も、チリワインが31.0%と10年間で+22.2%増加し、今後も日本のワイン市場で存在感を増すことが予想されます。

スパークリングワインの輸入数量※4は、8年連続で拡大

  • 2017年のスパークリングワインの輸入数量は約3.6万KLで、2010年以降8年連続で拡大しています。
  • 国別輸入量第一位は、日本でも人気がある「シャンパン」の生産国でもあるフランスで、全体の37.8%を占めています。

日本産ぶどう100%で造る「日本ワイン」の出荷量※5は前年比+5.2%拡大

  • 2017年11月の国税庁調査では2016年の日本ワイン出荷量は、約1.6万KLで前年より+5.2%増加しました。国内のワイン流通量の構成比では4.8%ですが、今後の成長が期待されています。
  • ※1 国税庁発表の消費数量実績。課税数量とは異なる。
  • ※2 国税庁発表の課税移出数量実績。消費数量とは異なる。
  • ※3 財務省関税局調べによる「ぶどう酒(2L未満)」の数量推移。
  • ※4 財務省関税局調べによる「スパークリングワイン」の数量推移。
  • ※5 国税庁平成29年11月「国内製造ワインの概況(平成28年度調査分)」

参考:メルシャン社2017年概況

  • メルシャンの2017年のワイン販売数量は前年比+2%となり、市場が前年並みか微減で推移する中、市場を上回りました。輸入ワインは前年比+5%と伸長しました。
  • 国内製造では「おいしい酸化防止剤無添加ワイン」が前年比+4%と好調に推移しました。日本ワインは前年比+5%と好調で、国内外コンクールで多数受賞し、香港への輸出を開始するなど、日本ワインの価値向上に貢献しました。
  • 輸入ではチリワインが特に好調に推移し、中価格帯の「カッシェロ・デル・ディアブロ」が+12%、「フロンテラ」が+5%と大きく伸長しました。

メルシャン株式会社は、ワイン事業スローガン「ワインのおいしい未来をつくる。」のもと、ワインのある豊かな時間を通じて、人と人とのつながりを楽しんでいただけるよう、さまざまな提案を続けていきます。

詳細はホームページでご覧いただけます www.kirin.co.jp/company/data/

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