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[食領域]

キリンビール神戸工場が「平成30年度 緑化推進運動功労者内閣総理大臣賞」を受賞

  • CSV

2018年4月27日

キリン株式会社

キリンビール株式会社神戸工場(工場長 後藤一義)は、「平成30年度 緑化推進運動功労者内閣総理大臣賞」を受賞しました。
2018年4月27日(金)に開催される第12回「みどりの式典」(内閣府主催)の憲政記念館において表彰が行われます。「緑化推進運動功労者内閣総理大臣賞」は、緑化の推進についての顕著な功績のあった個人・団体に授与されます。
なお、キリンビール神戸工場は、2009年に「緑化優良工場等経済産業大臣賞」を受賞しています。

  • 「緑化推進運動功労者内閣総理大臣賞」受賞の評価ポイント
    • 当工場は、1997年の工場建設にあたり、“地域との共生”を掲げ、自然や周辺環境への影響に配慮し、ビオトープを工場に設置している。
    • 地域の絶滅危惧種を保護育成するレフュジアビオトープとして、カワバタモロコやトキソウなどを育成しており、ここ数年のカワバタモロコ採取数が約1,000匹弱で安定するなど定着に成功している。
    • ビオトープを見学できるツアーを実施し、工場見学来場者へ環境の取り組みを説明したり、地域の小中学校などに環境学習会の場として、ビオトープを提供したりするなど、地域との環境コミュニケーションを積極的に推進している。
    • 2017年5月には「水源保全に関する取り組み」として、神戸市と「千苅貯水池 水源涵養に関する協定書」を締結するなど、工場外での地域の環境保全活動にも尽力している。
  • キリンビール神戸工場の緑化への取り組み
    • 兵庫県神戸市北東部一帯の丘陵地を開発した「神戸リサーチパーク」に立地する当工場は、食産業に携わる企業が担うべき自然環境・資源保全に対する明確な理念のもとに、工場建設地を可能な限り旧来の自然の状態に近づけ、周辺の自然環境と一体となった空間に再構成してくことを目指している。
    • 再資源化100%、ISO14001の自己適合宣言、省エネルギーの推進は2009年「緑化優良工場等経済産業大臣賞」を受賞以来、継続して実施している。
    • 2014年に兵庫県と2015年に神戸市と包括連携協定を締結した。
      環境への取り組み項目として、①兵庫県・神戸市の小学校を対象にした「環境学習会」「社会科見学会」の実施、②兵庫県・神戸市の環境教育に対する協力、③ビールの原料の「水」の水源である「千苅貯水池」の水源保全活動を工場従業員・市民ボランティア・神戸市水道局と協働で実施している。

キリングループは、あたらしい飲料文化をお客様と共に創り、人と社会に、もっと元気と潤いをひろげていきます。

キリンビール神戸工場 概要

1.工場長
後藤一義
2.所在地
兵庫県神戸市北区赤松台2-1-1
3.操業開始
1997年5月
4.従業員数
156名(2018年3月末)
5.敷地面積
24万7,315㎡ うち緑化面積7万4,380㎡(約30%)
6.同表彰における過去の受賞
緑化優良工場等経済産業大臣賞(2009年)

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