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[食領域]

「復興応援 キリン絆プロジェクト」、
福島県福島市「ふくしま土壌ネットワーク」に支援金を助成

~“生産から食卓までの支援”をテーマに、「“桃の力”プロジェクト」を応援~

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2015年4月10日

キリンビール株式会社

キリンビール株式会社(社長 布施孝之)は、福島県福島市「ふくしま土壌ネットワーク」(代表 髙橋賢一)が取り組む、「“桃の力”プロジェクト-福島には本当のおいしさがある-」への支援金として、総額2,200万円を公益社団法人 日本フィランソロピー協会(理事長 髙橋陽子)の協力のもと4月10日(金)に助成します。

今回の助成は、震災によって大きな被害を受けた福島県福島市での、桃などの果樹生産物や加工品のブランド育成と6次産業化による販路の拡大を図るため、「ふくしま土壌ネットワーク」が、地元の果樹生産者・福島大学等と協働で取り組む「“桃の力”プロジェクト-福島には本当のおいしさがある-」に対するものです。本プロジェクトでは、県産果実の本当のおいしさをたくさんの人に届けるため、福島を代表する桃「あかつき」のブランド育成、加工品開発、価値伝達、食育などに取り組み、「くだもの王国」福島のブランドイメージの向上・果樹産地発展に寄与する活動を目指します。今回の助成金は、本プロジェクトでの県産桃のブランディング活動、加工品の新商品開発、食育、情報発信などに活用されます。

キリングループは、2011年に東日本大震災の復興支援活動として「復興応援 キリン絆プロジェクト」を立ち上げ、「絆を育む」をテーマに「地域食文化・食産業の復興支援」「子どもの笑顔づくり支援」「心と体の元気サポート」の3つの幹でグループ各社が一体となり展開しています。今回の助成は、3つの幹の一つである「地域食文化・食産業の復興支援」として実施するものです。
当プロジェクトでは、復興支援として2014年までの3年間で約60億円を拠出してきました。当初、活動期間は3年間の予定でしたが、復興の現状を踏まえ、未来につながる絆を育むことを目指し2015年以降も引き続き、食に携わる企業として“生産から食卓までの支援”をテーマとした農業や水産業に対する地域のニーズに合った支援活動を行います。

「復興応援 キリン絆プロジェクト」は、農業への復興支援第1ステージとして、震災後から2012年まで、東日本大震災により被害を受けた岩手県、宮城県、福島県の農家に対して、JAグループと連携し、稼動していない中古農業機械のリユースを行うなど、営農再開を支援してきました。農業機械支援金額は、5億2,100万円となり、農業機械386台が購入されました。福島県においては、1億5,300万円(農業機械61台分)の助成を行いました。
2013年からは、復興支援第2ステージとして、“生産から食卓までの支援”というテーマのもと、生産支援だけでなく、農産物のブランド育成支援、6次産業化に向けた販路拡大支援、将来にわたる担い手・リーダー育成支援などを展開し、今回の助成を含め、総額9億円の助成を行う予定です。
なお、福島県では、2014年までに農業復興支援第2ステージとして、総額2億1,073万5,000円の助成を行ってきましたが、2015年度は今回の助成も含めて、約1億円の追加助成を行う予定です。

被災地の一日も早い復興を心より祈念するとともに、キリングループとして、引き続き被災地の皆様の支援に尽力していきます。

キリングループは、あたらしい飲料文化をお客様と共に創り、人と社会に、もっと元気と潤いをひろげていきます。

「ふくしま土壌ネットワーク」について

  • 設立日
    • 2015年2月9日
  • 設立目的
    • 震災を契機に放射性物質対策と産地再生に向けて取り組んできた若手果樹経営者グループ「ふくしま土壌クラブ」(2012年2月設立)と福島大学うつくしまふくしま未来支援センター(2011年4月設立)のセンター員が連携し、福島のブランドイメージの向上・果樹産地発展に向かって、加工品開発等の新たな事業に取り組むために設立。
  • 組織
  • 所在
    • 〒960-0241 福島県福島市笹谷字上横堀74番地 (代表 髙橋賢一宅)
  • 連絡先
    • 代表 髙橋 賢一  TEL 090-2606-2214 FAX 024-557-9698
    • 事務局 安齋 直樹 TEL 090-6226-9792

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