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[食領域]

「復興応援 キリン絆プロジェクト」、
宮城県石巻市「宮城県漁業協同組合」に支援金を助成

~“生産から食卓までの支援”をテーマに、「宮城県産 殻付き牡蠣 ブランディングプロジェクト」を応援~

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2014年12月17日

キリンビール株式会社

キリンビールマーケティング株式会社(社長 布施孝之)は、宮城県石巻市「宮城県漁業協同組合」(経営管理委員会会長 丹野一雄)に対し、「宮城県産 殻付き牡蠣 ブランディングプロジェクト」への支援金として総額2,700万円を日本財団(会長 笹川陽平)の協力のもと12月17日(水)に助成します。
この助成は、キリングループで展開している「復興応援 キリン絆プロジェクト」の一環として、被災地の水産業復興に向け、水産物のブランド育成支援、6次産業化に向けた販路拡大支援や将来に向けた担い手・リーダーの育成支援を行うものです。今回は、震災によって大きな被害を受けた「宮城県産牡蠣」のブランド再生・育成と販売の強化を図るため、「宮城県漁業協同組合」が、宮城県・牡蠣生産者・水産加工会社・その他流通各社等と連携を図りながら取り組む「宮城県産 殻付き牡蠣 ブランディングプロジェクト」に対する助成です。本プロジェクトでは、まず「三陸唐桑もまれ牡蠣、長面浦牡蠣、鳴瀬牡蠣」を中心としたブランド展開を図り、販路拡大等にも積極的に取り組み、来年1月には、首都圏における「牡蠣小屋」等でのブランドPR活動も開始されます。今回の助成金は、宮城県漁業協同組合が取り組む宮城県産殻付き牡蠣のブランド育成、PR・販促プロモーション、情報発信などに活用されます。

キリングループは、東日本大震災の復興支援活動として、2011年に「復興応援 キリン絆プロジェクト」を立ち上げました。これまでの3年間で約60億円を拠出し、「絆を育む」をテーマに「地域食文化・食産業の復興支援」「子どもの笑顔づくり支援」「心と体の元気サポート」の3つの幹でグループ各社が一体となって展開してきました。
今回は、3つの幹の一つである「地域食文化・食産業の復興支援」として実施するものです。復興に貢献したいとの思いから、キリングループの中でもキリンビール社が中心となり、食に携わる企業として“生産から食卓までの支援”をテーマとした農業や水産業に対する地域のニーズに合った支援活動を2014年以降も引き続き行っていきます。

水産業については、復興支援第1ステージとして、震災後から2012年まで、水産業の中でも「養殖業の復興」に取り組んできました。岩手県はわかめ、宮城県はかき、福島県は青のりを中心に、養殖再開に向けた養殖設備の復旧支援を行った結果、被災3県の養殖事業復旧のための支援総額は4億2,220万円となりました。
2013年からは、復興支援第2ステージとして、“生産から食卓までの支援”というテーマのもと、生産支援だけでなく、水産物のブランド育成支援、6次産業化に向けた販路拡大支援、将来にわたる担い手・リーダー育成支援などを展開し、今回の助成を含め、総額10億円の助成を行う予定です。

被災地の一日も早い復興を心より祈念するとともに、キリングループとして、引き続き被災地の皆様の支援に尽力していきます。

キリングループは、あたらしい飲料文化をお客様と共に創り、人と社会に、もっと元気と潤いをひろげていきます。

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