[ここから本文です。]

[食領域]

「復興応援 キリン絆プロジェクト」、宮城県気仙沼市に支援金を助成

~“生産から食卓までの支援”をテーマに、「気仙沼水産資源活用研究会」を応援~

  • CSV

2014年10月24日

キリンビール株式会社

キリンビールマーケティング株式会社(社長 布施孝之)は、宮城県気仙沼市(市長 菅原茂)に対し、気仙沼水産資源活用研究会(会長 猪狩儀一)が行う「水産資源の多角的利用による新産業創出プロジェクト」への支援金として総額1,000万円を、日本財団(会長 笹川陽平)の協力のもと10月24日(金)に助成します。また、あわせて、キリングループの小岩井乳業株式会社(社長 堀口英樹)より、「オードブルチーズ(海苔)」による支援金152,068円を助成します。

キリングループで展開している「復興応援 キリン絆プロジェクト」の一環として、被災地の水産業復興に向け、水産物のブランド育成支援、6次産業化に向けた販路拡大支援や将来に向けた担い手・リーダーの育成支援を行うものです。今回の助成は、気仙沼市が策定した震災復興計画の7つの柱の一つ「産業再生と雇用創出」の具現化に向け、「産・学・官」が協同で取り組む「水産資源の多角的利用による新産業創出プロジェクト(推進主体:気仙沼水産資源活用研究会)」に対するものです。本プロジェクトは、健康食品・地域の素材を生かした新商品の開発などを推進することで、新たな地域産業の創出と雇用を創造することを狙いとしております。助成金は、高付加価値商品の研究開発、共通ロゴによるブランディング活動、ホームページによる情報発信などに活用されます。

キリングループは、東日本大震災の復興支援活動として、2011年に「復興応援 キリン絆プロジェクト」を立ち上げました。これまでの3年間で約60億円を拠出し、「絆を育む」をテーマに「地域食文化・食産業の復興支援」「子どもの笑顔づくり支援」「心と体の元気サポート」の3つの幹でグループ各社が一体となって展開してきました。
今回は、3つの幹の一つである「地域食文化・食産業の復興支援」として実施するものです。復興に貢献したいとの思いから、キリングループの中でもキリンビール社が中心となり、食に携わる企業として“生産から食卓までの支援”をテーマとした農業や水産業に対する地域のニーズに合った支援活動を2014年以降も引き続き行っていきます。

水産業については、復興支援第1ステージとして、震災後から2012年まで、水産業の中でも「養殖業の復興」に取り組んできました。岩手県はわかめ、宮城県はかき、福島県は青のりを中心に、養殖再開に向けた養殖設備の復旧支援を行った結果、被災3県の養殖事業復旧のための支援総額は4億2,220万円となりました。
2013年からは、復興支援第2ステージとして、“生産から食卓までの支援”というテーマのもと、生産支援だけでなく、水産物のブランド育成支援、6次産業化に向けた販路拡大支援、将来にわたる担い手・リーダー育成支援などを展開し、今回の助成を含め、総額10億円の助成を行う予定です。
被災地の一日も早い復興を心より祈念するとともに、キリングループとして、引き続き被災地の皆様の支援に尽力していきます。

キリングループは、あたらしい飲料文化をお客様と共に創り、人と社会に、もっと元気と潤いをひろげていきます。

構成企業・団体一覧【気仙沼水産資源活用研究会】

一覧へ戻る