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自動販売機の夏季節電対策について

  • その他

2014年5月22日

キリンビバレッジ株式会社

キリンビバレッジ株式会社(社長 佐藤章)は、今年の夏季においても、自主的に自動販売機の節電対策に取り組み、電力削減を実施します。

当社は、これまでも7月~9月につきましては、最も電力消費の多い時間帯である午後1時から午後4時までの間は冷却機能を停止し、また、屋内設置自販機は24時間消灯を徹底するなど、積極的な節電への取り組みを行ってきました。今夏においても節電が必要な地域及び期間等において、設置先であるお客様のご理解を前提に、「冷却機能の一時停止」などの節電対策を実施します。

  • 2014年の当社自動販売機における節電・環境負荷低減の取り組みは下記の通りです。
    • 最新タイプの「ヒートポンプ式自動販売機」導入拡大
      当社では、業界同様、自動販売機の電力削減に取り組んでおり、「ピークカット機能」や「学習省エネ機能」の自動販売機を導入しています。また、冷却で発生した熱を外に放出せず、効率よく加温商品を温める為に利用する省エネタイプの「ヒートポンプ式自動販売機」を2006年から導入を開始し、現在、設置自動販売機の約50%がヒートポンプ式に切り替わっています。2012年からは缶・ペットボトル自動販売機の新規投入機全て※1に「ヒートポンプ式自動販売機」を導入しています。
      2014年は、2013年から導入している「ヒートポンプ式自動販売機」をさらに進化させた最新タイプの「ヒートポンプ式自動販売機」の導入数を増やすことで、更なる消費電力削減を図っていきます。最新タイプの「ヒートポンプ式自動販売機」は、2007年に採用した「ヒートポンプ式自動販売機」と比較して約65%の消費電力を削減しています※2。最新タイプの「ヒートポンプ式自動販売機」の特徴として、ヒートポンプ機能に加えてインバーター制御により最適効率の回転数に調整可能なコンプレッサーを搭載しています。
    • 2014年新規採用全台にLED照明を採用
      従来の蛍光灯に比べて電力消費を最大約70%削減できる「LED照明」を、2013年には自動販売機における環境負荷低減をさらに進めるため、缶・ペットボトル自動販売機の新規投入機全てに搭載しました。2014年についても同様に新規投入機全てに搭載します。また2014年からは更に紙パック機についても全てLED照明を搭載します。

当社では、自動販売機を、清涼飲料を提供する機器としてだけでなく、お客様にご利用頂くことで社会とのつながりを深める場と位置付け、社会貢献型自動販売機の展開も拡大しています。乳がんの早期検査を啓発する「ピンクリボン自動販売機」やサッカー日本代表チームの強化とサッカー文化の普及を支援する「サッカー日本代表・応援自動販売機」、ベルマーク活動を支援する「ベルマーク自動販売機」などを展開しています。また、災害時に清涼飲料を無償で提供する災害自動販売機も展開し、ライフラインとしての役割を果たしています。

キリンビバレッジは、水分補給として清涼飲料を飲用する機会が特に増える夏場において、お客様に安定的な商品の提供を図りながら、電力削減に取り組んでいきます。

  • ※1 技術的に導入が難しい薄型機/小型機を除く。
  • ※2 25セレクションの自動販売機でオールコールドの状況での最大消費電力での比較。

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