[食領域]
2014年4月25日
キリンビバレッジ株式会社
キリンビバレッジ株式会社(社長 佐藤章(さとうあきら))は、清涼飲料の生産体制を強化するため、キリンビール滋賀工場(工場長 井戸田裕二(いどたゆうじ))敷地内にキリンビバレッジ滋賀工場(工場長 畝博之(うねひろゆき))を2014年1月に設立しました。既存のペットボトル商品製造ラインに加えて、小型ペットボトル商品の新製造ラインを増設し、4月8日(火)より本格稼動しました。また、工場見学施設「キリン滋賀 おいしさ体感ファクトリー」の清涼飲料製造ライン見学コースを5月1日(木)より開始します。
当社は、4年連続過去最高販売数量を記録した「キリン 午後の紅茶」ブランドや、「キリン 世界のキッチンから ソルティライチ」などの貢献により、2013年は清涼飲料業界を上回る前年比106%で着地しました。2年連続で業界平均を上回るなど、販売量が上昇基調にあり、今後も強いブランドを育成しさらなる成長を図っていくためには、競争力の高いペットボトル商品の製造を強化する生産体制へ見直すことが必要であると判断し、キリンビバレッジ滋賀工場を設立しました。
キリンビバレッジ滋賀工場は、年間合計1,700万ケースのペットボトル商品を製造する当社の西日本の生産拠点です。新設した小型ペットボトル商品製造ラインは、プリフォームと呼ばれる素材からペットボトル容器を成形し、無菌状態で充填する「インラインブロー無菌充填システム」を導入し、お茶、コーヒー、果汁、炭酸などさまざまな種類の商品を安全・安心、かつ効率よく製造し、西日本を中心としたお客様にお届けします。
また、5月1日(木)からは、清涼飲料製造ライン見学コースをオープンし、当社の代表ブランド「午後の紅茶」のおいしさの秘密を体感できる「キリン 午後の紅茶ツアー」を実施します。「午後の紅茶」のシンボルマークであるベッドフォード公爵夫人※1の絵画が動く不思議な部屋「アンナ・マリアの部屋」に始まり、「午後の紅茶」の主な茶葉産地である「スリランカの茶葉体験」、ペットボトル目線で製造工程を紹介する「ひみつのシアター」、そして巨大な製造ラインを一望いただいた後は、記念の工場スタンプを印字する「印字機体験」をお楽しみいただきます。さらに、7月にはペットボトルが膨らむ様子を体感できる透明の金型を使った「ペットボトル成形機」を世界で初めて導入します。
見学施設「キリン滋賀 おいしさ体感ファクトリー」は、キリングループで唯一、同じ敷地内でビールの製造工程と清涼飲料の製造工程の見学が可能になります※2。お子様連れのお客様はもちろん、小・中学校の社会科見学まで、幅広い層のお客様の来場をお待ちしています。
キリンビール滋賀工場とキリンビバレッジ滋賀工場は、見学ツアーやイベントを通じて、ものづくりへのこだわり、安全・安心な品質管理をたくさんのお客様にお伝えし、地域の皆様に親しまれる綜合飲料工場を目指します。
キリングループは、あたらしい飲料文化をお客様と共に創り、人と社会に、もっと元気と潤いをひろげていきます。