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KIRIN News Release

「復興応援 キリン絆プロジェクト」福島県相馬双葉漁業協同組合に支援金を助成〜“生産から食卓までの支援”をテーマに、青のりの養殖再開を応援〜

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  • 2013年4月25日
  • キリンビール株式会社

 キリンビール株式会社(社長 磯崎功典)は、キリングループで展開している「復興応援 キリン絆プロジェクト」の一環として、被災地の養殖再開に向け、福島県相馬双葉漁業協同組合(福島県相馬市)に対し、「青のり養殖関連設備復旧事業」の支援金として9,500万円を公益財団法人日本財団(会長 笹川陽平)の協力のもと4月25日に助成します。

 キリングループは、東日本大震災の復興支援活動として、2011年に「復興応援 キリン絆プロジェクト」を立ち上げました。3年間で約60億円を拠出し、「絆を育む」をテーマに「地域食文化・食産業の復興支援」「子どもの笑顔づくり支援」「心と体の元気サポート」の3つの幹でグループ各社が一体となって展開しています。
 今回は、3つの幹の一つである「地域食文化・食産業の復興支援」として実施するものです。食に携わる企業として復興に貢献したいとの思いから、キリングループの中でもキリンビール社が中心となり、“生産から食卓までの支援”をテーマとした農業や水産業に対する支援活動を3年間にわたり継続的に実施しています。

 福島県相馬双葉漁業協同組合には、松川浦の青のり養殖再開に向け、養殖資材などの購入支援金として4,809万円、種場整備事業の支援金として3,387万円、集荷施設修復工事の支援金として1,133万円、生産機器などの購入支援金ほかとして171万円、合計9,500万円を助成します。

 水産業については、震災後から2012年まで、水産業の中でも「養殖業の復興」に取り組み、岩手県はわかめ、宮城県はかき、福島県は青のりを中心に、養殖再開に向けた養殖設備の復旧支援を行ってきました。岩手県においては、岩手県漁連に対し、盛岡冷凍工場新冷蔵冷凍施設と、わかめ養殖施設整備事業への支援として、9,500万円を助成しました。また、宮城県においては、宮城県漁協ほかに対し、「生かき共販施設」建設とかき養殖施設で使用する大型重機などの支援として、2億3,220万円をいずれも、公益財団法人日本財団の協力のもと助成しています。今回の福島県相馬双葉漁業協同組合への青のり養殖施設への助成金9,500万円を加え、被災3県の養殖事業復旧のための支援総額は4億2,220万円となります。

 2013年からは、復興支援第2ステージとして、“生産から食卓までの支援”というテーマのもと、生産支援だけでなく、水産物のブランド育成支援、6次産業化に向けた販路拡大支援、将来にわたる担い手・リーダー育成支援などを展開し、総額8億円の助成を行う予定です。
 被災地の一日も早い復興を心より祈念するとともに、キリングループとして、引き続き被災地の皆様の支援に尽力していきます。
 キリングループは「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。

【お問い合わせ先】
キリンビール お客様相談室 フリーダイヤル:0120-111-560
【キリンホームページ】
https://www.kirin.co.jp/