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2006年12月13日

キリンお酒と生活文化研究所 レポートVol.44
2005年世界主要国のビール消費量
〜 中国が3年連続世界No.1。名実ともに“世界最大のビール大国”へ 〜


 キリンビール株式会社(社長 加藤壹康)のキリンお酒と生活文化研究所では、世界各国のビール協会などに対して独自に実施したアンケート調査と最新の海外資料に基づき、2005年の世界主要国、地域および各国民一人当たりのビール消費量をまとめました。

【トピックス】
世界の総消費量は、約1億5,597万kl(前年比2.8%増)となり、20年連続の増加。
東京ドームをジョッキに見立てると、約126杯分に相当。
国別では、中国(前年比5.2%増)が3年連続で世界No.1。生産量に続き、消費量でも初めて3,000万klを超え、名実共に“ビール大国”に。中国とともに、BRICsの一角を占めるロシア(同7.6%増)、ブラジル(同6.5%増)も高い増加率で、3位のドイツに迫る勢い。
地域別では、中南米が、ブラジル、ベネズエラ(同8.6%増)などの貢献で高い伸びを示したほか、注目のアジア市場も、中国を筆頭にタイ(同5.2%増)が牽引し、総消費量拡大に貢献。
BRICs…ブラジル、ロシア、インド、中国の頭文字をとった造語。近年の著しい経済成長から、今後一層の発展が見込まれ、注目されている。

1.国別ビール消費量(表1)
 2005年の世界の総ビール消費量は、前年より約422万kl(大びん633ml換算で約66.7億本)増え、約1億5,597万kl(前年比2.8%増、大びん換算で約2,464億本)で、20年連続の増加を記録しました。
 世界の総消費量は、東京ドームをジョッキに見立てると約126杯分(東京ドーム1杯は約124万kl)に相当し、前年から約3.4杯増加。大阪ドームでは、約130杯分(大阪ドーム1杯は約120万kl)で、約3.5杯分の増加となりました。
 国別では、一昨年から1位の中国が、アメリカ合衆国との差を661万klにまで広げ、3年連続で1位となったほか、生産量に続き、消費量でも初めて3,000万klを超えるなど、名実ともに“世界最大のビール大国”となったといえます。また上位国では、健康志向の高まりにより低アルコール化が加速する5位のロシアや、4位のブラジルも高い増加率となり、躍進するBRICs諸国が、3位の“ビールの国”ドイツに肉薄した結果となりました。さらに、経済成長が著しいアジアでは、タイが高い増加率となったほか、中南米のベネズエラ、コロンビアも増加し、全体の消費量をおしあげました。
 日本は、順位の変動はないものの、2004年の猛暑の反動や、2005年1月からのオープン価格制導入、2005年末の厳冬により3.1%の減少となっています。

2.地域別ビール消費量(表2)
 1位の中国をはじめ、タイなどが牽引してアジア市場はさらに拡大し、最大市場のヨーロッパに迫っています。北米やオセアニアが微減となる中、中南米が6.3%増と顕著な伸びで、総消費量の拡大に貢献しました。

3.国民一人当たりビール消費量(表3)
 13年連続で1位となったチェコをはじめ、上位国の定番となっているアイルランド、ドイツなどは、市場の成熟化から減少傾向となっています。日本は、1990年以降維持した50リットル台を下回り、大びん(633ml)換算で、昨年比約2.7本減少してランキングを落としました。


(表1)2005年 国別ビール消費量
(表2)2005年 地域別ビール消費量
(表3)2005年 国別一人当たりビール消費量

キリンお酒と生活文化研究所サイト



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