[ページの先頭です。]
ページ内を移動するためのリンクです。
本文へ
フッタへ
キーワード検索
[ここから本文です。]
2003年10月10日
「キリンアートアワード2003」受賞作品一覧(2)
●優秀賞:『VACUUM PACKING!』
○作者:石渡誠(イシワタ マコト)27歳
○ジャンル:インスタレーション
○作品詳細:ボックスサイズW1010×H2180×D1010(mm)
人間が真空パックされていくというのはどんな感覚なのかということを実際に体感できる体験型のインスタレーション作品。誰もが味わったことのない危機感、興奮を、ギャラリーの中で、美術作品で体験してもらうことで、アートを身近に感じてもらおうという意図が込められている。
●優秀賞:『火山焼』
○作者:椎名勇仁(シイナ タケヒト)30歳
○ジャンル:映像・ビデオアート
○作品詳細:カラー、13分30秒
粘土で作った彫刻を地球の熱エネルギーを利用して素焼きにする様を記録した作品。作者が実際にハワイや北海道の火山に赴き、製作する過程と完成した彫刻作品が記録されている。地球規模の壮大な計画と、実際に出来上がった作品のラフさとのバランスが絶妙。
●
奨励賞:『SOW SEEDS LAND――oculistesに捧ぐ』
○作者:阿部高治(アベ タカハル)37歳
○ジャンル:インスタレーション
○作品詳細:W10000×H4000×D7000(mm)の空間
回転する模型で、2次元的側面と3次元的側面を表現した作品。一切のものの中で最も複雑怪奇な存在である人間の精神が、2次元であれ、3次元であれ、ひとつの“かたち”を結ぶということの驚異が表現されている。
●
奨励賞:『万色の夢(子の頭で思う全て)』(全5点)
○作者:今井綾子(イマイ アヤコ)19歳
○ジャンル:絵画
○作品詳細:
W1480×H1130×D40(mm)、W1480×H1130×D40(mm)
W1130×H1480×D40(mm)、W1010×H815×D40(mm)
W1010×H815×D40(mm)
“小学校低学年の頃に見ていた夢の街並みの再現”をテーマにした、全5作品。可愛らしいのにどこか怖い感じ、にぎやかなのに妙に寂しい感じ、そんな、幼い頃の夢特有の不安な感じが表現されている。
●
奨励賞:『裸体像Tシャツ計画 〜長い髪〜』
○作者:北川 純(キタガワ ジュン)38歳
○ジャンル:インスタレーション
○作品詳細:W880×H1760×D880(mm)
公共空間に設置されている裸体像にTシャツを着衣させるという活動をしている作者。裸体像のポーズに合わせてTシャツを切り、着衣させてから張り合わせることで、あたかも元からTシャツを着ていたように、自然にTシャツと裸体像を同化させているユニークな作品。
●
奨励賞:『FADE into WHITE#4』
○作者:五島一浩(ゴシマ カズヒロ)33歳
○ジャンル:映像・ビデオアート
○作品詳細:カラー、20分
少ない情報で視聴者の想像力を刺激することをテーマに、ハイコントラストで制作されたCGアニメーション。建築模型をモチーフとし、モデリングとイメージすることの相似と相違を表現しようと試みた作品。
●
奨励賞:『天の鳥舟』『地球を描く富士さん』
○作者:高島大理(タカシマ ダイリ)37歳
○タイトル:天の鳥舟
○ジャンル:絵画
○作品詳細:W2100×H1500(mm)
天の鳥舟という古典題材をもとに描かれた作品。主人公であるこぎ手(自画像であり万民でもある)が人生という航路を進み、やがて訪れる終着点、そしてそれを越えた彼方にあるものを求めて生き続けていく様を表現しようとしている。
○タイトル:地球を描く富士さん
○ジャンル:絵画
○作品詳細:W2100×H1500(mm)
森羅万象一体と化したイメージで、富士山が地球を描いている様を表現した作品。地球全体がすべてを産み、育み、結び固めるアーティストであり、その雛形としてアーティストが生きているという、クリエイティブなエネルギーの根源を表している。
●
奨励賞:『PixCell』
○作者:名和晃平(ナワ コウヘイ)28歳
○ジャンル:彫刻
○作品詳細:W900×H1040×D900(mm)、W260×H230×D290(mm)、W490×H240×D125(mm)、W108×H842×D108(mm)、W360×H200×D170(mm)
「現実」に対する介入・操作としての「PixCell」という概念をもとに、多元的に展開させてきた作品。特殊なプリズムシートにより、箱の中にあるはずのオブジェが希薄な虚像となる。
※PixCell=Pixel(画素)+Cell(細胞・器)
●
奨励賞:『Green Domino』
○作者:藤川直美(フジカワ ナオミ)25歳
○ジャンル:インスタレーション
○作品詳細:W約200×H約250×D約5(mm)を600個
人工的な森のように見せた木々、植物、食物、動物、建物、風景、無機的な形、有機的な形などをドミノの駒にして倒していくドライブ感のある作品。まるで似ていないものを乱暴に均質化し、さらに分類して差異を生じさせている。
●
奨励賞:『苦痛の視野を解読すること』
○作者:水谷 一(ミズタニ ハジメ)27歳
○ジャンル:絵画
○作品詳細:W5450×H3100(mm)
現代社会において“えがきたい”という純粋であり、不可解な衝動がどのような風景を私たちにもたらすのか。えがくこととえがくことのあいだ、そのあいだの連続によって生み出された風景を表わしている。
●
審査員特別優秀賞:『ワラッテイイトモ、』
○作者:K.K.(ケー ケー)
○ジャンル:映画・ドキュメンタリー
○作品詳細:カラー、46分5秒
※作品が著作権・肖像権を侵害する恐れがあるため、展覧会では作家の了解を得た上で公開版を展示。
「これは日記です。この映像は私が八王子で、一人引きこもっていた頃の記録です。毎日繰り返される平坦なテレビ映像を自分と現実をつなぐ唯一の媒介物として、それを無意味に再生産してみる。あの頃はバカみたいに一日中テレビばかり見ていた。当然、テレビの中の人物が考えるように考え、行動し、同じ物を信仰するようになる。映像の文体もテレビ番組と同じだ。サンプリングしたタレントと口汚く罵り合い、最終的には街頭のテレビカメラに写り、そして消えていく自分の姿を八王子の自宅のテレビで受信して、再編集した。バカバカしい。」(K.K.氏談)
●
審査員特別奨励賞:『W.D.Y.G. カタルシス』
○作者:東野哲史(ヒガシノ テツシ)27歳
○ジャンル:映像・ビデオアート
○作品詳細:カラー、15分
※作品が著作権・肖像権を侵害する恐れがあるため、展覧会では作家の了解を得た上で公開版を展示。
勧善懲悪の物語としての「水戸黄門」を凝縮した作品。クライマックスシーンを「善」と「悪」という視点から抽出、完全に2つに分割し、対峙させるかたちで映写している。求めているはずの、その瞬間の連続は、決して有益とは言えない、ということを表現している。
「キリンアートアワード2003」審査員総評
「キリンアートアワード2003」受賞作品展開催概要
「キリンアートアワード2003」応募状況
「キリンアートアワード2003」募集要項(抜粋)
[ここからフッタです。]
先頭へジャンプ