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2007年1月24日


〜西日本の少量多品種製造および近畿圏の中大量品種供給拠点としての役割を果たすために〜
滋賀工場のリニューアルについて


 キリンビール株式会社(社長 加藤壹康)は、2007年2月より滋賀工場(工場長 築地輝夫)のリニューアルを着工します。2010年までに約200億円を投じて、仕込設備の更新、発酵・貯蔵タンクの増設、少量品に適したろ過設備の導入など、醸造設備を中心としたリニューアルを行い、生産能力も13万KLから20万KLに増強します。これにより、滋賀工場は西日本の少量多品種製造拠点でありながら、近畿圏の中大量品種供給拠点としての役割を果たすとともに、高機能で生産性の高い工場として生まれ変わり、今中計の重要ポイントである「生産基盤の強化」を実現します。また、工場のエネルギーを重油から天然ガスへと転換し、これまで培われた当社の環境技術を集大成した省エネルギー設備を導入することで、さらなる省エネルギー、CO2排出量の抑制、再資源化を推進します。

 当社は、より高品質な商品の安定的な提供と生産性の向上を目指して、工場のリニューアルと再編成を進めてきました。今回のリニューアルでは、お客様の嗜好の多様化に応えるための少量多品種製造能力を増強するとともに、中大量品種製造にも対応できる設備の実現を目指しました。
 醸造設備では、従来の100KL仕込設備の更新に加えて、50KL仕込設備一式を追加し、また発酵・貯蔵タンクの半数を小型タンクにするなど、少量多品種をより効率的に製造し、これまで以上に高品質で低コストの工場を実現します。
 排水処理では、新たに排水嫌気処理設備を導入し、少ないエネルギーで有機物を効率的に分解しつつ、さらに排水処理などで得られるバイオガスをエネルギー源として利用するバイオガス発電を導入します。また、天然ガスへのエネルギー転換とバイオガス発電導入をオンサイト事業※1で実施することで、コスト削減と環境負荷低減を同時に実現し、2010年のリニューアル完成後には、省エネルギー活動とあわせて、ユーティリティー※2原単位の50%以上の削減を目指します。  
※1 企業の敷地内に事業者所有の設備を設置し、事業者サイドが燃料調達を行い、電気・蒸気などを販売する
※2 製造工場における用役を指す。当社では主に電力・蒸気・用水の総称

 滋賀工場は、近畿圏における生産拠点として1974年に操業を開始し、現在は「キリンラガービール」「キリン一番搾り生ビール」「麒麟淡麗〈生〉」「キリン 円熟」などのビール・発泡酒に加え、キリンビバレッジ社(社長 荒井克一)の「キリン 生茶」「キリン 午後の紅茶」など幅広い商品を生産しています。また、地域の皆様に愛される工場を目指し地域貢献活動、環境保全活動にも取り組んできました。1997年には品質保証の国際規格ISO9002※3を、また1998年には環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証を取得しました。また、近畿地方の重要な水源である琵琶湖を守る森林づくりのために、2005年に「琵琶湖森林づくりパートナー協定」も締結し、継続的な取り組みを行っています。  
※3 2000年に全社一体の品質マネジメントシステムとしてISO9001に統合

 当社は、今回の滋賀工場リニューアルを機に、より品質の高い商品をお客様にお届けするとともに、環境に一層配慮し、地域の皆様に親しまれる工場となることを目指します。
 キリングループは「おいしさを笑顔に」をグループスローガンに掲げ、いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案していきます。




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