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2005年4月6日
キリンお酒と生活文化研究所 レポートVol.15
「新社会人の飲酒意識と仕事観」に関する調査について
〜 自宅ではチューハイ、飲食店ではビールが人気。職場での飲酒機会を大事にし、上司の誘いは8割以上が肯定派 〜


 キリンビール株式会社(社長 荒蒔康一郎)のキリンお酒と生活文化研究所では、お酒や生活に関する様々な情報をレポートとして随時お知らせしています。今回は、今春社会人となった普段お酒を飲む男女を対象にインターネット調査を実施し、999名の有効回答数をいただきました。

【トピックス】
新社会人がよく飲むお酒は、自宅ではチューハイがトップ(53%)で、飲食店ではビールがトップ(57%)。飲食店では、世代に関わらずビールの人気が高い。
約7割が「社会人になったら飲酒の機会が増える」と回答。社会人になって飲みたいお酒の上位は、ワイン(43%)、ビール(36%)、日本酒(36%)。学生時代とは違う"大人のお酒"志向がうかがえる。
飲み会で優先したい相手について聞いたところ、会社関係優先派(59%)がプライベート優先派(25%)を大きく上回る。上司からの誘いについても、男女とも8割以上が肯定派。
仕事観では「仮に転職しても自分のやりたいことをやりたい」(49%)が「出世したい」(40%)を上回り、自分なりの価値観で、キャリアや自身の価値を高めたいという傾向がうかがえる。
「どの位まで出世したいか」と聞いたところ、男性では5人に1人が「社長」、半数が「役員クラス」以上と回答。女性は「専門職としてエキスパートを目指す」(36%)が最も高いものの、4人に1人は「管理職クラス」以上を目指すなど、上昇志向もみられ、人生の新たなスタートを迎えての意気込みが感じられる。

 お酒の飲み方や仕事観についての調査から、現在のお酒のトレンドや世相を反映する傾向がうかがえました。

1.新社会人の飲酒意識
 普段自宅でよく飲むお酒について聞いたところ、トップはチューハイ(53%)で、これにカクテル等(34%)、ビール(34%)が続いています。それまでのチューハイのイメージを覆す、果汁感の高いチューハイがヒットしたことにより到来した“第3次チューハイブーム期(2001年〜)”に成人を迎えた世代ならではのチューハイの人気ぶりがうかがえます。一方、飲食店でよく飲むお酒では、ビールがトップ(57%)で、飲食店でのビール人気は根強く、どの世代にも支持されるコミュニケーションツールとなっていることが分かります。
 新社会人になってからのお酒の飲み方では、約7割が「社会人になったら飲酒の機会が増える」と回答し、飲みたいお酒は、全体ではワインが1位(43%)、続いてビールと日本酒が同率(36%)、男性ではビールと日本酒が同率(40%)で、焼酎(38%)の順となりました。また、お酒を飲みに行きたいお店ではダイニングバー(71%)が圧倒的に高いことから、社会人になったら“大人のお酒を大人のスタイルで”という理想像が描かれ、社会人になって次第にビールなどを飲む機会が増えていくものと考えられます。
 飲みに誘われたら優先したい相手について聞いたところ、会社関係優先派(59%)がプライベート優先派(25%)を大きく上回り、「上司からの飲み会に誘われたらどうするか」でも、「何を優先しても行く」(11%)、「都合が合えば行く」(75%)と肯定派が男女とも8割を超えています。また、会社の飲み会の平均予算は3,782円で、支払いについては、割り勘派(43%)が「上司や先輩が多く支払う」(40%)を上回ることから、会社関係での飲酒機会を大事にしながらも、上下関係にこだわらず、フラットな関係で楽しみたい、という意識がうかがえます。

2.新社会人の仕事観
 仕事観について聞いたところ、「仮に転職しても自分のやりたいことをやりたい」(49%)が最も高く、「会社では出世したい」(40%)を上回っています。また、「どの位まで出世したいか」についても「専門職としてエキスパートを目指す」(28%)がトップとなっており、起業ブームなどの世相を反映してか、会社への忠誠心よりも、自分自身のキャリアや価値を高めることを重視する傾向が見られます。
 一方で男性の過半数が「役員クラス」以上、5人に1人が「社長」になりたいと回答し、女性でも4人に1人が「管理職クラス」以上を目指すなど上昇志向もみられ、厳しい就職戦線を勝ち抜いた新社会人の意気込みが感じられる結果となっています。また、女性の仕事観を見てみると、「結婚や出産をしたら仕事をやめたい」という寿退社願望は17%に留まることから、男女雇用機会均等法施行後の採用で20回目を迎えた今年、その定着ぶりも感じられます。


新社会人の飲酒意識と仕事観」に関する意識調査結果



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