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2006年11月16日
キリンビール株式会社
メルシャン株式会社


キリンビール社とメルシャン社が、酒類事業における戦略的業務提携契約を締結
〜 キリンビール社がメルシャン社の株式を取得し、
新たに国内最強の総合酒類グループを目指す 〜


 キリンビール株式会社(社長加藤壹康)とメルシャン株式会社(社長 岡部有治)は、両社の強みを生かした酒類事業での戦略的な業務提携契約を締結することを決定しました。これにより、キリングループは飛躍的な成長を目指すキリングループ長期経営構想(KV2015)の実現に向けて前進し、メルシャン社は中期経営計画の重点事業への集中・特化を推進していくことになります。さらに、キリンビール社がメルシャン社株式の公開買付けにより発行済み株式の過半数を取得する資本関係を結ぶことで、業務提携をより強固にし、新たに国内最強の総合酒類グループを目指します。
 買付け予定株式数は6,700万株(発行済株式総数の50.12%)で、買付け期間は2006年11月17日から12月18日です。買付け価格は1株につき370円、買付けに要する資金は247億9千万円を予定しています。なお、本公開買付けにあたり、メルシャン社の取締役会は賛同を決議しました。

 国内酒類市場は、RTD※1や焼酎などが増加しているものの、全体的に縮小傾向にあり、消費者ニーズの多様化も進んでいることから、キリンビール社は総合酒類事業の基盤強化を図っています。一方、メルシャン社は、2006年中期経営計画にて、強みであるワイン・加工用酒類※2を重点的に育成するとともに、焼酎・RTDについては量から質への転換を進めるなど酒類事業の構造改革を推進しています。両社は、酒類事業における価値観や、お客様・品質などに対する姿勢について相互に共感する部分が多いことから、それぞれの強みを事業に生かすことで、さらなる成長と収益の拡大が実現できると考え、今回、業務提携を決定しました。
 相互の強みを生かした業務提携内容として、キリンビール社のワイン事業をメルシャン社に集約・一元化することで、メルシャン社はワイン製造・調達・販売のトップ企業を目指します。一方で、メルシャン社の焼酎・RTD事業をキリンビール社に集約・一元化することで、キリンビール社はRTD市場での圧倒的なNo.1のポジション強化と焼酎事業での攻めの体制づくりを実現します。また、販売面では、キリンコミュニケーションステージ社のマーチャンダイジング機能を活用することで、家庭用・業務用両市場でのメルシャン社商品の一層の販売増を目指します。
 さらに、両社で保有している生産・物流拠点の共同活用や、積極的な人材の相互交流・活用により、経営資源の効率化と収益性の向上も図ります。
※1 Ready To Drinkの略。海外ではグラスに移しかえずに栓を開けてそのまま飲むスタイルの低アルコール飲料のことを言う。日本では、気軽に楽しむチューハイやカクテルを一般的にRTDと言う。
※2 調理用および食品加工用の大型容器入り酒類製品(ワイン、清酒、みりん、リキュールなど)。業務用販売が主体。

 キリングループは2007年7月に純粋持株会社制に移行することから、メルシャン社はキリンホールディングス社の下で、キリンビール社とともにグループシナジーの拡大と、自主自律性・機動性を発揮した企業活動を行うことで、グループの将来に向けた飛躍的な成長を支えていきます。いつもお客様の近くで様々な「絆」を育み、「食と健康」のよろこびを提案する企業グループとして、お客様の期待に応える様々な取り組みを続けていきます。




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