| 日本人は、古くから「お酒との良き付き合い方」を考えてきた国民でもあります。室町時代の狂言「餅酒(もちさけ)」、貝原益軒の「養生訓(ようじょうくん)」、江戸時代の随筆などを集めた「百家説林(ひゃっかせつりん)」などに日本人の飲酒観を見ることができます。
また、足利時代に起こったといわれる「酒道(しゅどう)」の基本精神は「酔っ払うのを目的とするな、酒をもっと優雅で素晴らしいものにしよう」というものでした。
お酒を良き友とし、生活を潤いのあるものにしていこうとした先人たちの目には、過剰飲酒やイッキ飲みの問題は嘆かわしく映るに違いありません。 |